ICEの公表資料によると、ドル指数は以下の計算式で求められる。


英語で米ドル指数は「Dollar Index」。チャートなどでは短縮して「USDX」や「DX」、「DXY」のように表記されています。


ただし、傾向として米ドルのトレンドを分析するのであれば、どの米ドル指数でも問題ないとの見方が強いです。

米ドル指数など強弱を表した指標は、為替レートだけではわからない通貨の動向を知ることが可能。次節では、米ドル指数の具体例を紹介していきます。

為替相場を分析する際に、なぜドル指数にも目を向けた方がよいのか。

算出される数値はドルが強いと大きくなり、弱いと小さくなることは共通しています。ここからは、日本で代表的な日経新聞の指数と、世界の為替取引で最も利用されていると言われるICEの指数を紹介します。

米ドル指数は、特定の1つの機関が算出している指数ではありません。正確な名称は、算出する機関によって異なります。また、算出方法にも違いがあるため、参考にする場合は指数の内容を理解する必要があります。

日経新聞が算出している指標は、正確には「日経通貨インデックス」という名称です。各国の法定通貨の総合的な価値を表した指標で、その中の1つとして米ドルの強さも指数化しています。

2022年4月4日版の最新資料によれば、現在は25通貨について、2015年を「100」として価値を算出。基準にする年は一定期間ごとに見直しています。例えば、現在「105」という数値であれば、2015年よりも米ドルが強いということを表しており、数値の推移を見れば、米ドルの動向をつかむことが可能です。


「ドルインデックス」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

今回の記事では、米ドルに関連した指数である「ドルインデックス(米ドル指数)」について解説。今年は有識者から、米ドル指数と仮想通貨は逆相関関係にあるとの見方が上がりました。逆相関関係とは、例えば米ドル指数が高くなると、仮想通貨相場は下落するという意味です。

デジタル大辞泉 - ドル指数の用語解説 - ⇒ドルインデックス.

日経新聞の計算方法はまず、米ドルが各法定通貨の単位でいくらに相当するのかを表す「クロスレート」を計算。その後に、25通貨の国別の貿易額(輸出入額)の構成比で加重平均して算出していると説明しています。

ドル指数もパニックの修正進む 下落基調は不変(FXストラテジー)

ドルインデックスは、それ自体を取引することもできるが、為替予測などに活用することもできる。例えば、昨今のドル円では「ドル高円安」傾向が続いている。しかしこのドル高円安が「米ドルが買われていることによるドル高円安なのか」それとも「日本円が売られていることによるドル高円安なのか」を見極めることは投資をするうえで重要であり、それを見極めるツールの一つがドルインデックスなのである。

NY外為:ドル指数再び200DMA上回る、米年内の利下げ観測後退

反対に、米国から日本への輸入が増え、支払いに必要なドルを多くの日本企業が調達しようとするとき、「円を売ってドルを買う」動きが進み、円安ドル高の要因となる。

NY外為:ドル下落に転じる、ドル指数200DMA試す | 企業情報FISCO

ドルと円の関係をより俯瞰的にとらえるためには、ドル指数 (ドルインデックス) が参考になる。

2023年 3月13日: 名目実効為替レート(円インデックス)算出にかかるウエイト変更について ..

ドル指数とは、世界の基軸通貨ともいわれるドルと他の複数の国の通貨に関して、ドルの相対的な強さを示すものだ。

【東京市場】ドル指数は33ヶ月ぶりの73割れ 仲値ではドル買いも

ドル円の為替レートは、そのときどきの需給バランスで決まる。例えば、日本から米国への輸出が好調で、多くの日本企業が代金として受け取ったドルを日本円に換金しようとするとき、「ドルを売って円を買う」動きが進み、円高ドル安の要因となる。

ドル指数、22年以来の高値-米利下げペース鈍化をFOMC予測が示唆 ..

ドル指数の上昇はドルが他国通貨に対して買われている (=強い) 傾向を示し、反対に下落はドルが売られている (=弱い) 傾向を意味する。

ドル指数、昨年11月以来の高値 – 豊トラスティ証券マーケット情報

米連邦準備制度理事会 (FRB) が公表しているドル指数と、インターコンチネンタル取引所 (ICE) が公表しているドル指数 (USDX) が代表的だ。FRBのドル指数は26通貨から構成される一方、ICEのドル指数は構成通貨が6通貨と少なく、構成比率もユーロの割合が過半数と高いなど、それぞれに特徴がある。

ユーロや円などの主要通貨に対する米ドルのレートを示す「ドル指数」が、過去3カ月で約2.5%下落したことが分かった。

ドル円相場が大きく動く中、外貨への投資でリターンを得たいのであれば、それぞれの通貨の需給バランスを把握することが肝要だ。ただし、需給の強弱を知るには、ドル円の為替チャートを見ているだけでは十分とは言えない。ドル円相場の動きに関してより深く分析したいなら、ドル指数にも着目すべきだ。

ドル指数100・・・・米国のドル高対応 | 企業情報FISCO

ドル指数はどのように算出されるのか。ここでは、計算方法を公表し、およそ15秒ごとに算出されているICEのドル指数を使って概要を確認したい。ICEのドル指数を構成している6通貨と構成比率は以下の通りだ (2023年2月17日時点) 。

米ドル指数 先物ライブチャート | USDIDX 相場 | IFCM ジャパン

チャート分析ツールのトレーディングビューを使って、ここ最近のドル指数の動きを確認してみよう。以下のチャートは、2022~2023年 (2023年2月18日時点) に、ICEのドル指数がどのように動いたかを示している。

NY市場、ドル指数が1年4カ月ぶりの高値 米利上げ観測や欧州リスクでユーロなど下落

ここからは、ICE (インターコンチネンタル取引所) のドルインデックスについて解説を進めていこう。ICEのドルインデックスは、他のインデックスと違ってリアルタイムで更新されることもあり、外国為替市場の取引参加者が最も目にするドルインデックスだ。もともとは、1973年にFRB (米連邦準備理事会) によって開発されたが、現在はICEが算出している。

[動画で解説] ドルインデックス(ドル指数)とはー見方と特徴ー

ドル指数は、2022年は序盤こそ96前後を推移していたが、3月ごろから上昇を始め、4月には節目の100を突破。その後もさらに上昇を続け、9月には114台をマークした。9~10月を境に今度は下落に転じ、2023年2月には100に迫る動きをみせている。

ドル円は円高に推移『物価高、失業率増加で最悪の結果に』【新NISA/2ch投資スレ/利下げ/S&P500/NASDAQ100/FANG+】

ドル指数が2022年に大きく上昇したのは、FRBが同年に相次いで金利を大幅に引き上げたことが関係している。一般的に、米金利が上昇すると米ドル資産を保有しようとする動きが強まり、自国通貨を売って米ドルを買う取り引きが活発になる。