副作用が心配でフォシーガダイエットを悩んでいる方はおおしま皮膚科へ相談を.
SGLT2阻害薬にはいくつか種類がありますが、SGLT2選択性で大別でき、SGLT2選択性が高いのか、低いのかで考えていきます。
SGLT2選択性が高いとはどういうことかですが、SGLT2は腎臓に特異的に発現するたんぱく質です。つまり主に腎臓のみで機能し他の器官に影響しないため、余計な作用がなくなるので副作用が少ないことになります。
ではSGLT2選択性が低いとはどういうことでしょうか。
それはSGLT2阻害薬がSGLT2だけでなく、SGLT1にも作用することを指します。
SGLT1は小腸・心臓・気管・脳などに発現しますので、SGLT1を阻害することで、低血糖のリスク上昇、下痢などの消化器症状、虚血状態の心筋や脳への悪影響などが懸念されています。
当院で採用しているSGLT2阻害薬はSGLT2選択性が高い『フォシーガ』です。
現在、高SGLT2選択性はジャンディアス・ルセフィ・デベルザ/アプルウェイ・フォシーガ、低SGLT2選択性はカナグル・スーグラが使用されています。
低SGLT2選択性は血糖がより下がりやすくなるため、低血糖症状がおこりやくなるのと、多数の器官で作用するため副作用も心配です。
当院では高SGLT2選択性にあたるフォシーガを採用しています。フォシーガは副作用が少なく、多くの研究・論文により医学的根拠があり、安心して使用できるお薬です。また、心血管リスクの低減や予防、腎臓の保護にも有効に働くことが報告されており、幅広い健康効果が期待されています。
「ダイエットにフォシーガを試してみたいけど副作用が心配」「フォシーガの副作用は危険?」など、フォシーガについて調べて不安になっていませんか?
フォシーガ錠10mg(アストラゼネカ株式会社)の基本情報・副作用
フォシーガに限らず、副作用の程度や症状には個人差があります。絶対にどれかが起こるわけでもなく、また絶対に起こらないとも言い切れません。
ただし、副作用に気づくためのポイントを知らないまま飲み始めると、副作用を見逃し、悪化してしまう可能性もあります。フォシーガの服用を検討している場合は、初期症状や対策を知っておくことが大切です。
この記事ではフォシーガの副作用に気がつくために知っておきたい初期症状や、重大な副作用にならないための注意点を解説しています。
*)2型糖尿病患者を対象とした臨床試験(D1692C00005試験、D1692C00006試験及びD1692C00012試験)、1型糖尿病患者を対象とした臨床試験(MB102229試験、MB102230試験及びD1695C00001試験PartB)、慢性心不全患者を対象とした臨床試験(D1699C00001試験及びD169CC00001試験)、慢性腎臓病患者を対象とした臨床試験(D169AC00001試験)の重篤な副作用の合算により算出した。
フォシーガ錠5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
以下の症状は、フォシーガを飲むときに注意しておきたい重大な副作用です。
フォシーガ錠10mgの効果・効能・副作用 | 薬剤情報 | HOKUTO
また「重大な副作用がでる=強い薬」ではありません。薬は個人の判断で使用せず、医師とよく相談し、診察を受けてから使用しましょう。
[PDF] SGLT2阻害剤:なぜ使ってはいけないのか アトピー皮膚炎用剤
フォシーガの副作用として、低血糖(血液中のブドウ糖が少なすぎる状態)が起こることがあります。フォシーガはほかの糖尿病治療薬と比べて低血糖が比較的起きにくい薬ですが、注意は必要です。
皮膚関連疾患 SGLT2阻害薬の副作用としてもっとも多く報告されている ..
主な副作用として、性器感染(腟カンジダ症など)、尿路感染(膀胱炎など)、体液量減少(脱水)、便秘、口渇、頻尿、尿量増加、陰部のかゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
おもな副作用として、性器感染や尿路感染(膀胱炎など)が報告されています。 ..
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
フォシーガ(SGLT2阻害薬)ってどんなお薬? 効果・効能、副作用
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
皮膚の症状 ➡皮膚に赤み、湿疹が出ることがあります。 SGLT2 阻害薬の一覧 効能:2 型糖尿病 用法:1 日 1 回
ただし、このような重篤な副作用が起こる頻度はかなり低いとされています。過度に心配する必要はありませんが、次のような症状には注意が必要です。
ア 成人アトピー性皮膚炎患者又は小児アトピー性皮膚炎患者に投与する場合であっ ..
脱水を予防するため、フォシーガ服用中はこまめな水分補給を心がけましょう。とくに、運動後や暑い時期は意識して水分をとる必要があります。
ア 成人アトピー性皮膚炎患者又は小児アトピー性皮膚炎患者に投与する ..
昨年4月以降に相次いで発売された新型の糖尿病治療薬を服用した患者10人が死亡していたことが、先日マスコミ報道されました。
因果関係は不明ですが、脱水症状による脳梗塞などがみられたそうです。
重篤な皮膚障害(薬疹)も多く報告されているそうです。
(商品名:スーグラ、フォシーガ、アプルウェイ/デベルザ、ルセフィ)を内服されている方で湿疹を生じた場合は、内科の主治医や近くの皮膚科医に相談してください。
湿疹やドライスキン、アトピー性皮膚炎をはじめとする一般皮膚科の診療に ..
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
膀胱炎; 便秘; 頻尿; 検査数値異常(血中ケトン体増加、尿中アルブミン陽性など); のどの渇き; めまい; 皮膚や陰部のかゆみ など
頻度は明確になっていませんが、フォシーガの重大な副作用としてケトアシドーシスがあります。
一方アレルギー性皮膚炎や光接触性皮膚炎の場合はおよそ半日後に反応 ..
フォシーガ服用中に上記のような初期症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診してください。
・発熱、紅斑、眼の充血[皮膚粘膜眼症候群、剥脱性皮膚炎] ・寒気、空腹感、手足 ..
上記であげた以外に比較的よくみられる副作用には口渇や便秘、頻尿があります。これらはフォシーガのメカニズムによるものであり、比較的起こりやすいとも言われています。
フォシーガで本当に痩せる?効果・飲み方・メトホルミン併用の真実
陰部のかゆみもよくみられる副作用です。気になる場合は早めに医療機関に相談しましょう。
・主な副作用として頻尿、多尿、便秘、口喝、膀胱炎、陰部のかゆみ、低 ..
フォシーガを服用すると、尿の量が増えて脱水が起こりやすくなります。のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分補給するように心がけましょう。
今回はフォシーガについて、美容皮膚科クリニックの院長が徹底解説します。 ..
女性 60歳代
脂質異常症、高血圧、薬剤によって良好にコントロールされていた。日常生活:歩いて診察に来ており、食事や排せつは問題なし、受け答えも問題なし。腰椎滑り症でほとんど寝たきりであり、食欲はなかった。患者自身が来院できず、その後は家族が薬を取りにきていた。死因は不明で、同剤との因果関係についても不明。 5月に発売された「トホグリフロジン」(商品名:デベルザ/アプルウェイ)についても、発売開始から4ヵ月後に当たる9月22日までの中間集計が公開された。同剤での死亡例は1人。60歳代男性で、慢性心不全、低酸素症、発作性心房細動などを合併していた。下痢・嘔吐が頻回に発現していたが水分摂取が不十分であり、脱水により高血糖昏睡が発現し死亡に至ったとみられる。脱水の原因として、同剤以外に、下痢、嘔吐、入浴による発汗、利尿薬との併用が考えられる。