インド、スリランカ、ネパール、パキスタンの草原や農耕地に生息する毒蛇です。
ラッセルクサリヘビとカーペットバイパーは正確にはコブラではなく、ガラガラ蛇などのクサリヘビに属していますが、こちらも合わせて紹介させて頂きます。
このため、現地で蛇取りを生業にしている人もアマガサヘビにはよほどのことでもない限り手を出しません。
この毒牙は、その仲間によって構造が異なっており、
【クサリヘビ】は、ストローのように中が空洞状になった「管牙(かんが)」。
【コブラ】は、万年筆のように、牙の横についた溝を伝って毒を送る「溝牙(こうが)」。
この世界の毒をもつヘビの多くが含まれるのは、「クサリヘビ科」と「コブラ科」です。
コブラの仲間と聞くと、外国のヘビというようにイメージされがちですが、日本の沖縄でもみられるウミヘビの仲間は、コブラ科に含まれます。
この写真のヘビは、日本の代表的な毒ヘビであるマムシですが、
この【マムシやハブなどの仲間】が『クサリヘビ科』
もう一つが【コブラの仲間】である『コブラ科』です。
こちらもインドコブラのように農耕地などの人がいる場所や、また、魚類を好んで食べるという性質を持っているため水場にも表れます。
インドコブラは体の模様などからも見世物として優秀なためよく使われていますが、蛇使いがコントロール出来ているというわけではないので現地で見る場合は距離を取って見物することをお勧めします。
命を奪うヘビの毒 | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト
毒蛇の毒の使い方は「咬みついて、離れる」が基本ですが、中には変わり種の毒蛇もいます。アフリカに生息するリンガルスやクロクビコブラなどの、俗にドクハキコブラといわれる種です。
彼らは危険が迫ると、敵の目をめがけて毒液を吹きかけることで有名です。毒液は2~3メートルの距離を飛び、相手の視力を奪います。
毒液は吹き付けるだけでなく、直接噛み付いて注入することもあり大変危険です。
全長585センチメートルと、毒蛇としては世界最大種のキングコブラも含む。ウミヘビ類は尾が側偏して、鰭状になる。
インドには危険な毒蛇がたくさん生息していますが、とりわけアマガサヘビは、インドコブラ・・カーペットバイパーと並んで「インド四大毒蛇」として恐れられています。
Yahoo!きっず図鑑(動物)「キングコブラ(は虫類 -有鱗目ヘビ亜目コブラ科) ..
アマガサヘビはあまり攻撃的な性格ではありませんが、餌の小型哺乳類やカエルなどを追って人家付近や耕作地に現れるため、人間と遭遇する機会が多い。はだしで歩いていて咬まれる事例も多く報告されています。
神経毒はコブラ(elapidae)が典型的ですがマムシ亜科(crotaline, マムシ、ハブ)でも
オーストラリアの内陸部に棲息するコブラ科の毒蛇で、ナイリクタイパンとも呼ばれます。毒性はすべての毒蛇の中で最強で、マウス10万匹を殺せる毒を体内に持っています。
タイパンの仲間は全長が最大3.4mにも達し、コブラ科ではキングコブラ、ブラックマンバに次いで3番目に長くなる種です。性質は荒く攻撃的で、動作も素早く、恐ろしい毒蛇です。
毒蛇の牙について。 コブラ科(アカハラクロヘビを含む)の大多数の牙は小型で固定、牙に毒を注入するための溝がついている。牙が管状の種も多い。
ただ、キングコブラは姿に似合わず、おとなしい性格の蛇です。枯葉などで巣をつくり、孵化するまで卵を守るやさしさも備えています。
毒性は神経毒及び細胞毒、毒自体は他のコブラ科のヘビよりも弱いがキングコブラは ..
アフリカのサバンナに棲み、強力な神経毒を持つ毒蛇です。ブラックマンバは行動が俊敏で、神経質で、危険を感じると非常に攻撃的になります。
世界で最も多くの人間の命を奪った毒蛇だともいわれています。
体長は普通の個体で2.5m、最大では4.5mに達します。とにかく長い。それだけで恐怖ですが、さらに名前の由来となった「黒い口腔」がなんとも不気味です。
火を噴く毒蛇キングコブラ 蛇ライター Venomous Snake King Cobra
コブラ科のヘビ毒は主に神経毒です。神経毒は即効性があり、神経の放電を塞ぐことで、麻痺やしびれ、呼吸停止や心停止を引き起こし、ひいては死に至ります。
出血毒と比べて毒の回りが早く、致死性が高いのが特徴です。
クサリヘビ科は出血毒が主体で、コブラ科は神経毒が主体です。 出血毒は ..
俗に「コブラ科の毒は神経毒で、クサリヘビ科の毒は出血毒」だと言われます。正確にはこの表現は正しくありません。
毒蛇はどの種であろうと、基本的に神経毒と出血毒の両方を併せて持っています。「コブラ科の毒は神経毒の割合が多く、クサリヘビ科の毒は出血毒の割合が多い」というのが実情です。
実は日本にもコブラ科の毒蛇が存在!毒性はハブの5倍!しかし危険ではない? ..
実際コブラ科のヘビでも、ドクハキコブラとして有名なリンカルスやクロクビコブラなどは、コブラ毒の代名詞である神経毒よりも出血毒を多く持つため、 咬まれるとその出血毒の作用で、患部が壊死することも少なくありません。タイパンなども強い出血毒を併せ持つことが知られています。
「ヒャン」(コブラ科) 神経毒を持つコブラの一種。奄美大島にのみ生息する固有種
世界最大・最長の毒蛇。大きな個体では体長5.5mに達するものもいます。中国南部や東南アジアの森林地帯に生息。毒性はそれほど強くありませんが、保有する毒量が多く、20人の致死量に相当する神経毒をひとかみで注入する力があると言われています。
毒蛇図鑑(コブラ科, クサリヘビ科, ナミヘビ科ほか)/毒ヘビをめぐる文化/毒 ..
アウトドア趣味に関する総合情報サイト>アウトドア雑学>コブラ科のヘビ 大研究|コブラ科の毒蛇とはこんな蛇
日本毒蛇紀行 (琉球の陸上コブラ科編) | トリンリのおもちゃ日記
コブラは主にアフリカ大陸やアメリカ大陸、パプアニューギニアや太平洋、さらに日本南部などの暖かな場所に生息する毒蛇です。
コブラ科のヘビですが非常におとなしく、画像のように手に乗せても咬むことはありません。(毒蛇ですのでおすすめはしません)
体長が5mを超えるものもいれば、30cmほどの小型のものまでその大きさはさまざまですが、共通する特徴として非常に毒性が強いことが挙げられます。
今回は、神経毒が主体となり人を死に追いやるコブラ科の恐ろしい毒ヘビを紹介します。 ..
古代エジプトでコブラは王権の印であり守護神でした。エジプト最後の女王クレオパトラは、ローマとの戦いに敗れ、悲嘆してこのコブラに胸をかませて自らの命を絶ったと伝えられています。