【日経】円ドル相場・人民元相場など為替の最新ニュース、債券市場の最新動向をお届けします。

円高、円安がわかる!為替相場のしくみと影響 | G.金融経済を学ぶ


為替相場(為替レート)は、において異なる通貨が交換(売買)される際の交換比率です。一般に、わが国で最も頻繁に目にする為替相場は円・ドル相場ですが、そのほかにも様々な通貨の組み合わせに関する相場が存在します。


変動相場制においては、為替相場は、誰かが一方的、恣意的に決めるわけではなく、市場における需要と供給のバランスによって決まります。これは、物やサービスの価格が決まるのと同じ原理です。

「本日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=○○円××銭と、前日に比べて△△銭の円高ドル安でした。」などと報じられることがありますが、通常、これは「インターバンク取引」の為替相場を指しています。これに対し、個人が銀行で小口の両替や外貨預金をするといった「対顧客取引」の為替相場は、いわば小売り段階のものであり、インターバンク取引の為替相場とは異なります。

過去5営業日分の為替レートを表示します。 1米ドル, 1豪ドル

光熱費や食費、衣料品など日々の暮らしのさまざまな分野に大きな影響を与えているのが為替相場です。円高や円安によってどのような影響があるのか確認してみましょう。

「円」を外国の通貨に換える際の交換比率が為替相場です。円やドルなど通貨間の交換比率は、需要と供給の関係で決まり、需給関係が変動すれば為替相場は変動します。

世界にはさまざまな通貨があり、海外でものを買うには「円」を外国の通貨に換えなくてはならず、その際の交換比率が為替相場です。経済動向をあらわす指標として、テレビ等のニュースでは「本日の東京外国為替市場の円相場は……」と報道されます。つまり、円と外貨との交換比率は日々刻々と変動しているのです。例えば、円を外貨に換える需要より外貨を円に換える需要が多ければ、円が買われるとともに外貨が売られ、「円高」が進行します。「ドル」を商品と見立てると、例えば対ドルで「1ドルが105円から104円になり、1円、円高になった」というようにいいます。この場合、「1ドルの価値が105円から104円に下がった」ことになるため「ドル安=円高」になったわけです。
円やドルなど通貨間の交換比率は、需要と供給の関係で決まります。従って、需給関係が変動すれば、為替相場も変動します。

【年末年始休業にともなう外国為替相場情報の更新について】
誠に勝手ながら、弊社では12月30日(月)~1月5日(日)まで年末年始休業とさせていただきます。
つきましては、外国為替相場情報を更新するコンテンツは、以下の予定でございます。
12月30日(月) 「本日の為替相場」「1990年以降の為替相場」「月末・月中平均の為替相場」「現地参考為替相場」
1月6日(月) 「本日の為替相場」「1990年以降の為替相場」「現地参考為替相場」「前年の年末・年間平均*」(*または12月30日更新)


為替相場はどんな時にどう動く? | わかっておきたい投資のこと

為替レートは、原油・天然ガス・石炭などの調達価格に影響します。日本は資源輸入国なので、円高になるほど資源調達の経済負担が軽くなる傾向にあります。為替レートを考慮したコモディティ価格については、下記をご参考ください。