ドル円予想 | 植田日銀総裁の講演待ち | 今日のアナリストレポート


主要な市場動向
ロシアの核ドクトリン変更発言による一時的な市場混乱があったが、その後落ち着きを取り戻す
日本の貿易赤字は縮小も継続、円売り要因として働く
日銀の金融政策は依然として不透明感が強い



ドル円の動向と要因
11月は例年ドル安傾向だが、今年は比較的底堅い展開
10月の外貨投信残高が4兆円の減少から6兆円の増加に転じ、ドル買い圧力として作用
実需面での買いが相場を支える展開


今後の注目点
日銀総裁発言(12月の利上げ可能性に関する示唆)
トランプ政権移行に伴う政策の影響(特に関税政策)
各国の金融政策の方向性

〜米国の財政赤字 1,000 億ドル拡大ならドル相場は 10%下落〜

邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
通算30年以上、為替の世界に携わっている。
・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書

00:00 相場の振り返り
02:52 足元の注目材料
03:27 日本・円の動向
06:51 米国・ドルの動向
10:24 欧州・ユーロの動向
11:50 英国・ポンドの動向
12:34 オセアニア通貨の動向
14:08 高金利通貨の動向
21:15 まとめ

【結論】
当面のドル円相場は、例年の11月のような大きな下落は見込みにくい状況です。これは日本の投資家によるドル買いの継続や貿易赤字によるドル需要が背景にあります。ただし、11-12月は季節的にドル高が起きにくい時期であることから、過度なドル買いは避けるべき状況です。日銀の金融政策の行方と米国の政権移行に伴う不確実性には引き続き注意が必要です。

00:00 日経平均・米国株の動向
01:29 金・原油の動向
01:57 【PR】「外為どっとカレー」プレゼントキャンペーン


2日の外国為替市場では、円相場が対ドルで大幅高となり、146円台に突入した。米雇用統計が弱い内容となり、景気悪化への懸念が増大。

本日のドル円、148.05レベル示現後は右肩下がりで145.20へ下落、16時現在145.85-90で推移
〇テクニカルには、当面安値141.68と当面高値149.40の間で次の展開見込まれるか
〇本日は米7月景気先行指数発表、ウォラーFRB理事の挨拶に注目
〇いまだ不安定な日本株価、NYダウ、ガザ停戦協議の進展にも要注意
〇ドル高・円安方向:目先の抵抗146円を超えると、テクニカルには147円近くまで戻る可能性も
〇ドル安・円高方向、本日東京安値145.20レベルをめぐる攻防にまず注目
〇ドル円予想レンジ:145.30-147.0

15日の米ニューヨーク外国為替市場で、円がドルに対して約2円下落し、一時、8月2日以来の円安ドル高水準となる1ドル=149円台をつけた。

週明けの東京市場はドルが大幅安。一時はトータルで3円近いドル安が進展している。

週末は、ロシアが実効支配するザポロジエ原発近くにおける攻撃が確認され、IAEAがドローン攻撃に懸念を表明していた。一方、ガザの停戦交渉は近くカイロで高官による再協議が実施される見込みなどと伝えられており、進展如何が注視されていたようだ。
そうした状況下、ドル/円は147.60円前後で寄り付いたのち、日中高値の148.05円レベルを示現。しかし、以降は右肩下がりで、とくに147円を割り込んだあたりから下げが加速し、あっという間に日中安値の145.20円レベルへ。高値から3円近く下落したのち、16時現在では若干ドル高へと戻した145.85-90円で推移、欧米市場を迎えている。

豪ドル、一時急落 99円割れ目前 トランプ関税で経済見通し懸念

今年最後の「アナリストレポート」になります。筆者にとって2024年の最大のサプライズは「米大統領選でのトランプ氏の勝利」でした。ただ、今冷静に考えてみると、まずバイデン氏ではさすがにあの年齢を考えると、さらに4年間の大統領職務をこなすのは無理だったのかもしれません。また、最後の最後に自身の次男に大統領権限を最大限に利用し「恩赦」を与えたことなど、筆者の中ではバイデン氏に対する評価も相当下がりました。何はともあれ、好き嫌いはあってもこれから4年間、トランプ言動に大きく左右されることになります。合衆国憲法を変えない限り第三次政権はありませんが、次に狙っているのは「ノーベル平和賞」との観測もあります。良いお年を・・・・・。

米ドル急落で150円割れ!!その理由と今後の見通しを徹底解説【為替 ..

後者は、先で指摘したロシアが実効支配するザポロジエ原発近くにおける攻撃が物議を醸す。ロシア、ウクライナともに互いが攻撃を仕掛けたと非難合戦にも発展していたもよう。また、それとは別にウクライナによるロシアへの越境攻撃も依然話題に。そうしたなか、プーチン大統領の側近であるパトルシェフ大統領補佐官の発言として、「NATO諸国と西側の諜報機関の参加のもとで越境攻撃は計画された」という陰謀論がまたもや指摘されていたようだ。なお、米紙ワシントン・ポストは「部分停戦の間接交渉がウクライナの越境攻撃を受け頓挫した」などと報じていた。

カナダドル急落、失業率急上昇に衝撃 まだ「過大評価」(FXストラテジー) · POINT 01

2日の外国為替市場では、円相場が対ドルで大幅高となり、146円台に突入した。米雇用統計が弱い内容となり、景気悪化への懸念が増大。米金利が急低下し、ドルへの売り圧力が強まった。

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円は対ドルで一時、2%高の146円42銭に上昇し、2月以来の高値をつけた。これで4日連続で上げた。

NYダウ 約1年11か月ぶり1000ドル超の急落 景気減速懸念 背景に

ドル/円相場は先週末までの動きを見た限り、もう少し底堅いイメージだったのだが、本日東京時間にドルが大幅安。前述したように、日中高値から3円近く下落し、一時145.20円レベルも。これにより、安値141.68円を起点とした上げ幅のフィボナッチでは半値押し(145.55円)を下回ってきたことになり、次のターゲットは61.8%押しの144.60-65円となる。俄かに下方向のリスクが高まりつつあるようだ。
一時期よりは安定しつつあるとはいえ、日米株価はいまだ不安定。実際、日経平均は先週末にクローズベースで1300円以上も上昇したが、本日はその反動もあってか一時700円を超える下げ幅をたどっていた。まだまだ値動きは落ち着かない。このあとのNYダウなど米株の動きにも引き続き注意を払いたいところだ。また、米国務長官によるイスラエル訪問を受けたガザ停戦協議の進展などがあるのか否かも、地政学リスクの観点から警戒しておいて損はないだろう。

NYダウ 約1年11か月ぶり1000ドル超の急落 景気減速懸念 背景に ..

テクニカルに見た場合、ドル/円は5日安値141.68円が当面の安値、同15日149.40円が当面の高値となったようだ。かなり広いが、前記レベルに挟まれた8円近いあいだで次の方向性を探る展開が見込まれている。個人的には、そのなかでも145-147円程度をコアにしたレンジに収斂すると考えていたのだが果たしてどうなるか。本日東京時間のドル急落を見て、気持ちが揺らいでいる。もう少し、ドル安方向にバイアスを掛けた動きなのかもしれない。

本日は米経済指標として、7月の景気先行指数が発表される予定となっている。先週は連日のように発表される米指標が相場の波乱要因となっただけに、今週も一応要注意だ。また、ウォラーFRB理事によるワークショップでの歓迎の挨拶なども意識しておきたい。

19日の外国為替市場の円相場は対ドルでさらに下落し、一時1ドル=157円台を付けた。7月下旬以来、約5カ月ぶりの円安水準となった。

ただ、14日ベースで見たドル・円は2003年以来の売られ過ぎ領域にある。週間では4.6%下落し、2022年11月以来の大幅安となった。

ドル/円急落! 何が起きた? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.7%下落と、7月11日以来3週間ぶりの大幅下落。一時は0.8%まで下げを広げた。

NYダウ、1100ドル超安 50年ぶり10日続落:時事ドットコム

元邦銀ディーラーの今井雅人氏が、自身の経験や人的ネットワークを駆使した市場分析と取引戦略を展開。シンプルながら、深い知識と経験に基づく解説は人気です。