[PDF] 日米株価の相似形 ~ドル建て日経平均とダウはぴったり一致


2005年4月から2015年5月までの日経平均株価と、ドルの月中平均の為替レートとの関係を表したグラフを見てみましょう。左軸が株価、右軸がドルの為替レートを示しています。


為替と日経平均株価には、実は正の相関関係があります。具体的には、円安に振れると株価が上がり、円高に振れると株価が下がるのです。2005年4月から2015年5月までの両者の相関係数を計算すると0.88という数字が出ます。円安になれば日経平均株価が必ず上がるという正の相関があるときは1、まったく相関のないときは0、そして円安になれば株価が必ず下がるという負の相関があるときはマイナス1となります。相関係数が0.88ということは1に近いので、基本的には円安になれば日経平均株価が上がるということが言えます。

だから1日2時間の肌ケアと化粧を欠かさない…101歳・ポーラの最高齢美容部員が今も持つ"仕事人マインド"

※※※ダウと日経平均の関係は、2007 年についてはドル・ベースでも円ベースでも相関関係は希薄であった。

2015年6月5日、東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=125円台後半をつけ、約13年半ぶりの円安となりました。2012年は1ドルが70円台にまで低迷していましたが、わずか3年で1ドルが50円近くも上昇したのです。それに比例するかのように、3年前は8000円台まで落ち込んでいた日経平均株価が、2015年4月下旬からは約15年ぶりとなる2万円台まで回復しました。

また、足元では円安傾向が続いているため、海外投資家は円売りポジションをキープしている可能性があるが、円高に転換した場合は、売っていた円を買い戻しに転換する可能性があるため、その場合は日本株の動向とは別に円高をもたらす可能性が出てくるだろう。

円安傾向が続いていた場合は、海外投資家は再び日本株投資の為替損失回避で円売りをセットで行う必要があるため「株高=円安」の関係が復活する可能性はあるが、円高傾向となっていた場合、海外投資家は為替損失回避の円売りは必要なくなる。

以上のことから、為替の円相場と日本株の関係は、海外投資家の取引を仲介する形で株価が円相場へ影響する点が注目されそうだ。では今後、海外投資家の日本株投資が本格再開するなら、「株高=円安」の相関関係も復活するかと言えば、それはその時の円相場次第だろう。


7月にかけて続いてきた円安と株高の高い相関関係が崩れてきた。7月末からの円安再燃に対して、日経平均など日本株は上値の重い展開が続いている。

米ドル/円と日経平均のグラフを重ねてみると、3月から6月にかけて両者はほぼ重なる推移が続いたことが分かる。その後さらに7月にかけて、円安=株高、円高=株安といった具合に両者は高い相関関係が続いたが、7月初めで日本株の急騰相場が一段落となった頃から、相関関係の崩れが目立ってきた(図表参照)。

相関9割!日経平均とダウ×ドル/円。年末高と積立投資の本質を考える

ただ、SMBC日興証券の野地慎チーフ為替・外債ストラテジストは、通貨安が進む現状を問題視しており、ここから先の円安がデフレ脱却の好循環の芽を摘むことには留意が必要と27日のリポートで指摘。「輸入インフレに伴い生活コストが日々上昇している点に鑑みれば、そろそろ円安を看過できなくなる」との認識を示している。

先週のドル円相場は、小幅な値動きながら堅調に推移し、一時107円. 台後半まで上昇した。米株価は下落。NYダウは週間ベースで571ドル.

一方、やなど複数のストラテジストは、賃金の上昇や企業改革の進展を挙げながら、日本の長期的な見通しについて明るい見方を崩していない。今年の日経平均は、円ベースで見ると17%以上上昇し、アジアの主要市場をアウトパフォームしている。JPモルガン証券の西原里江チーフ日本株ストラテジストは、年末までに日経平均は4万2000円を目指すと予想する。

日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。 ..

2015年高値168.83ドル(4/23)、安値141.4ドル(9/29)
2014年高値155.47ドル(1/2)、安値135.91ドル(10/17)
2013年高値154.95ドル(12/30)、安値117.53ドル(1/24)

日本の株式市場における外国人投資家のシェアは6割以上とも言われます(2014年6月時点)。その6割以上の投資家目線で日経平均を見ると、為替を考慮したドルベース日経平均の値動きが重要となります。
10月中旬の株安局面では、ドルベース日経平均は2014年最安値を更新し、10月31日の日銀追加緩和による急騰では、今年高値と安値とのちょうど中間点まで上昇しました。この時、円建ての日経平均は年初来高値を更新し、2007年11月以来7年ぶりとなる高値水準に到達しました。
円ベースで見る日経平均は、ドルベース日経平均にドル円相場を掛け算することでも算出されます。従って、円ベースの日経平均とドル円相場との相関関係は強くなりがちで、円安株高傾向の時には日経平均は急騰し、円高株安傾向の時には日経平均は急落することになります。

この状況はドル円とクロス円の相関関係を崩している。再び145円台を視野に上昇するドル円 ..

ドルベース日経平均は、2016年序盤は低下。2月12日には2年8カ月ぶりの安値水準となる131.9ドル。7月末からは円高のまま日経平均が上昇し、ドルベースでは連日の年初来高値更新、9月21日にはこの年高値となる167.57ドルまで上昇。
2017年は上昇傾向、日経平均が2万円台に到達した6月2日には、17年ぶり高値となる182ドル台まで上昇。10月末には日経平均が21年ぶり高値となる22000円台に達し、ドルベースは12月に203ドルまで上昇。
2018年1月4日には日経平均は26年ぶり高値となる23000円台、23日には24000円台に、ドルベースでは219ドル台まで上昇。2月の急落で3月23日には20600円台、ドルベースは196ドル台へ。10月2日、日経平均は約27年ぶり高値となる24270円、ドルベースでは213ドル台。12月は米株急落に連れ、25日には1年8カ月ぶり安値となる19100円台と173ドル台。
2019年の日経平均は1月の19500円台が安値、10月半ばから連日の高値更新、12月17日には24066.12円で1年2カ月ぶり高値。ドルベースでは1月の180ドル台から12月には219ドル台まで上昇。2020年、日経平均は3月19日に16552.83円で3年4ヵ月ぶり安値へと急落後に上昇、11月にはワクチン期待や米政権交代への不透明感払拭などを背景に世界同時株高となり、12月末には2万7千円台、2021年2月には30年半ぶり高値3万円台。2023年5月には33年ぶり高値を更新、7月には33750円台へ。2024年1月にはバブル後最高値を連日更新、2月22日には34年2カ月ぶりに過去最高値を更新、3月22日には40888.43円。7月には42000円台へ。
ドルベースでは2021年1月に過去最高値を更新、2月には287ドル台まで上昇。

の「対米ドル円ベータ値」という指標でランキングしました。円高進行時に株価 ..

30日間(2024/11/15->12/27)の相関係数0.14867
この期間の為替ドル円と日経平均との関係は、相関関係は全く見られません。

長期的な観点で振り返ると、円建てNYダウ平均と日経平均の相関性が高いことが知られています。 ..

ただし、行き過ぎた円安は、輸入物価上昇による交易条件の悪化などのマイナス面も出てきます。物価の上昇が進むと金利も徐々に上昇していく可能性があります。長期金利の上昇=国債価格の下落、これがさらに進むと、莫大な国債を抱える金融機関の経営にも影響することになります。
2016年には円安・株高も急減速、巻戻しの流れが強まり始め、両者の相関係数も低下傾向となりました。

日経平均株価とドル円の相関関係 | XMトレーディング ™攻略

90日間(2024/8/26->12/27)の相関係数0.63298
この時期の為替ドル円と日経平均との関係は、正の相関関係がやや強いと言えます。

そのため、一般的にドル円相場が円安方向に進むと日本の代表的な企業を含む日経平均株価は上昇し、円高方向に進むと下落する傾向があります。

12月27日 為替ドル円:157.86
高値:158.02円(12/26)安値:140.58円(9/16)
変動幅:17.44円 変動率:11.0%
12月27日 日経平均:40,281.16
高値:40,281.16円(12/27)安値:35,619.77円(9/11)
変動幅:4,661.39円 変動率:11.6%

日経平均は約3か月ぶりに4万円を回復!大引けは維持できず… 日本株、ボラが大きすぎて信用をなくす…新興国より信用がない…

両者の関係性は、2012年末から2017年前半までは強い相関関係が続きました。2012年末からのによる円安、株高が進行すると、円安なら株高、株が下がれば円高、とその連動性への注目が高まりました。
しかし、日経平均とドル円相場との関係は、もっと以前から強い相関関係にありました。2011年以降の推移を見ると、非常によく似た推移となっており、2013年末時点での過去1年間の相関係数は0.9386、過去3年間では0.9739と非常に強い数値となっていました。