なお、初めてリベルサスを服用する方は、3mgから飲み始めます。
リベルサス(セマグルチド)と女性ホルモンとの直接的な相互作用や、女性ホルモンへの悪影響を示すような、科学的なエビデンスは現時点では報告されていません。
なお、副作用は吐き気止めなどの薬で対処することもできるため、不安な方はリベルサス処方時に薬の処方もお願いしましょう。
肥満は様々な疾患のリスクになるため、治療が必要です。しかし、保険適用外の薬剤を使用して体重を減らすことは、安全性や倫理的な観点からあまりおすすめできません。
リベルサス7mgも、個人輸入代行サイトよりもオンライン診療の方が安いです。
リベルサスによるダイエットを考えている方はぜひ、クリニックでのオンライン処方をご検討ください。
リベルサスを個人輸入する危険性について解説しました。
個人輸入は美容クリニックでの診療と比べても特別安いわけではなく、トラブルが発生した際には全て自己責任になってしまうため、メリットがほとんどありません。
主な副作用として、吐き気、下痢、食欲減退、頭痛、糖尿病網膜症、便秘、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
リベルサスが直接的に美容に影響があるというよりも、薬による急激な体重減少や副作用によって影響が出る場合があります。
リベルサスをで処方してもらうには、事前に医師との会話が必要です。
※リベルサスは2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に認可されているものの、肥満治療目的では認可されていません。当院では、医師の慎重な判断のもと、希望される患者様のみに処方しております。
リベルサスの海外版やジェネリックはオオサカ堂などの通販で買える?
また、リベルサスには3㎎、7mg、14㎎の3種類がありますが、飲み始めのころは胃腸障害が起きやすいため、成分量が少ない3mgから始めます。
リベルサスの海外版は、オオサカ堂などの通販サイトでも購入できます。
リベルサスは自由診療の場合クリニックによって値段が異なりますが、1ヶ月の価格の相場は、3㎎が1~1.5万円程度、7㎎が2~2.5万円程度、14㎎が3~4万円程度です。そのほか、診察料などもかかることがあるため、受診前にご確認ください。
リベルサスの薬価について、クリニックと個人輸入を比較してみましょう。
日本では医師の処方なしにリベルサスを入手することはできません。ネット通販などリベルサスが販売されていることもありますが、通販などで購入する場合は海外の製品を個人輸入していることになります。
リベルサスを処方してもらうには?何科に行くべきかやオンライン診療のメリット
有害事象の発現割合は、リベルサス®14mg群で70.5%(289/410例)、エンパグリフロジン25mg群で69.2%(283/409例)であり、主な有害事象はリベルサス®14mg群では悪心19.8%(81/410例)、下痢9.3%(38/410例)、エンパグリフロジン25mg群ではインフルエンザ5.1%(21/409例)、下痢3.2%(13/409例)などであった。
重篤な有害事象はリベルサス®14mg群で27例41件(急性心筋梗塞、慢性心不全、肺炎、胆嚢炎、失神、各2件、狭心症、不整脈、左脚ブロック、心筋梗塞、心室性頻脈、気管支炎、大腸菌性尿路感染、軟骨膜炎、卵管卵巣膿瘍、明細胞型腎細胞癌、浸潤性乳管癌、直腸腺癌、肺扁平上皮癌、胆嚢切除、冠動脈ステント挿入、膝関節形成、腹痛、膵炎、小腸閉塞、胆石症、椎間板突出、変形性関節症、急性腎障害、腎結石症、凝固低下状態、耳出血、アナフィラキシー反応、術後深部静脈血栓症、子宮頚部上皮異形成、睡眠時無呼吸症候群、高血圧、各1件)が、エンパグリフロジン25mg群で37例56件(心房細動3件、虚血性脳卒中、一過性脳虚血発作、高血圧、各2件、急性心筋梗塞、慢性心不全、急性冠症候群、不安定狭心症、第二度房室ブロック、冠動脈疾患、肺炎、肛門膿瘍、胃腸炎、細菌性髄膜炎、敗血症性ショック、尿路性敗血症、創傷感染、浸潤性乳管癌、基底細胞癌、鼡径ヘルニア、急性膵炎、消化性潰瘍、胆石症、急性胆管炎、急性胆嚢炎、背部痛、頭部変形、骨軟骨症、CANVAS症候群、脳血管発作、脳血管障害、構音障害、ラクナ梗塞、振戦、急性腎障害、背部損傷、大腿骨頚部骨折、恥骨骨折、卵巣嚢胞、子宮脱、呼吸不全、末梢血管障害、無力症、胸痛、歩行障害、非心臓性胸痛、冠血管造影、肝酵素上昇、糖尿病性ケトアシドーシス、低カリウム血症、乳酸アシドーシス、各1件)が報告された。また、投与中止に至った有害事象はリベルサス®14mg群で44例83件(悪心21件、嘔吐12件、腹痛5件、下痢、食欲減退、各4件、上腹部痛3件、腹部膨満、無力症、各2件、腹部不快感、消化不良、胃炎、胃食道逆流性疾患、膵炎、急性膵炎、小腸閉塞、急性腎障害、着色尿、腎結石症、腎機能障害、薬物不耐性、アミラーゼ増加、胃内pH低下、リパーゼ増加、体重減少、急性心筋梗塞、左脚ブロック、頻脈、心室性頻脈、胆嚢炎、胆石症、脂肪肝、嗜眠、失神、不眠症、パニック発作、回転性めまい、術後深部静脈血栓症、直腸腺癌、各1件)が、エンパグリフロジン25mg群で18例30件(悪心、多尿、尿路感染、各2件、嘔吐、下痢、糖尿病性ケトアシドーシス、尿失禁、無力症、倦怠感、急性冠動脈症候群、心房粗動、慢性心不全、頭痛、ラクナ梗塞、不随意筋収縮、失神寸前の状態、傾眠、挫傷、大腿骨頸部骨折、恥骨骨折、胃腸炎、尿路性敗血症、外陰腟真菌感染、関節痛、皮膚炎、多汗症、末梢血管障害、各1件)が報告された。
エンパグリフロジン25mg群で1例(死因未確定)の死亡が報告された。
リベルサスは個人輸入できるけど危険!おススメできない3つの理由
なお、個人輸入に関しては、厚生労働省も以下のように注意喚起をしています。
リベルサスを処方してもらうには?正しい入手方法で安全に始める方法
個人輸入の場合は、5,000円〜10,000円程度安い傾向にありますが、安ければ良いというわけではありません。もし後で副作用が強く出たり、思ったような効果が得られなかったりすれば、安物買いの銭失いになってしまいます。
リベルサスは個人輸入できるけど危険!おススメできない3つの理由
しかし、これは日本で正規に流通している薬ではなく、購入すると個人輸入という行為にあたります。個人輸入の場合、購入した製品の品質や安全性に保障がない、偽造製品の可能性がある、自身の体質などに適した薬なのか判断が難しいなど、トラブルが起きたときに医療保険も使えず、非常に大きな金額の医療費がかかる、など、さまざまなリスクがあります。
リベルサスを処方してもらうには?正しい入手方法で安全に始める方法
偽物を服用したり、服用できない体質なのに自己判断で服用したりすると、可能性があります。
厚生労働省でも、医薬品を海外から安易に購入をしないよう注意勧告が出されています。
リベルサスは、妊娠中や授乳中の女性は飲んではいけないことになっています。
7点血糖値プロファイルの平均のベースラインから投与後26週までの変化量のリベルサス®14mg群とエンパグリフロジン25mg群のETDは–5.0mg/dL(95%CI[–9.5;–0.6]、p=0.0267)であり、エンパグリフロジン25mg群と比較してリベルサス®14mg群で有意な低下を示した。
食後血糖増加量のベースラインから投与後26週までの変化量のリベルサス®14mg群とエンパグリフロジン25mg群のETDは–2.5mg/dL(95%CI[–6.6;1.6]、p=0.2388)であり、両群間に有意差はなかった。
GLP-1ダイエット薬の個人輸入は危険!安全に処方してもらう方法
実際に、海外通販で購入した薬が偽造品や粗悪品で、健康を害した実例もあるのが現状です。
GLP-1ダイエット薬の個人輸入は危険!安全に処方してもらう方法
日本国内で正規に流通している医薬品、化粧品や医療機器などは、医薬品医療機器等法に基づいて品質、有効性及び安全性の確認がなされていますが、個人輸入される外国製品にそのような保証はありません。
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