アメリカ 5月の消費者物価指数 前年同月比 3.3%の上昇 | NHK
次に、消費者物価指数の算出方法と、数字の見方について説明します。見方をしっかり押さえておけば、指標結果の発表時にマーケットへの影響も判断しやすくなるでしょう。
日本の消費者物価指数は基準年の価格に対し、品目ごとに比較時点の価格の比率を算出して指数化されます。基準年は西暦の末尾が0と5の年で、5年ごとに基準改定がされる仕組みとなっています。指数の算出は比較時の価格÷基準時の価格×100で求めることができ、品目ごとの指数を品目ごとにあるウエイトで加重平均することで総合指数などを算出します。各品目のウエイトは総務省統計局実施の家計調査の結果等に基づいています。また、品目の価格は総務省統計局が行う小売物価統計調査によって調査された小売価格が用いられます。
消費者物価指数は基準時を100として比較時の指数が上昇していれば、物価が上がったと捉えることができます。100は基準時における全国の平均的な家計消費を示し、例えば前年比を計算する場合に基準時100に対し、一年後の指数が102であれば、物価が2%上昇したということになります。一般的に物価が上昇しているということは景気が良く、消費者の購買意欲が高くなっており、逆に物価が下がっているということは景気が悪く、消費者の購買意欲が下がっていると考えることができます。ただ、物価は必ずしも景気動向と一致するわけではなく、「スタグフレーション」といわれる景気後退時に物価が上昇する局面もあるため、他の経済指標も併せて確認したいです。
消費者物価指数 | 資産運用ステップアップ編 | お金を育てる研究所
金融市場を揺るがす可能性がある米国の消費者物価指数(CPI)の発表を日本時間の今晩に控え、投資家の円売り選好が高まりつつある。
消費者物価指数とは一般消費者世帯が購入する物やサービスの総合的な価格の水準を表す数値で、日本では総務省が毎月発表しており、CPI(Consumer Price Indexの略)とも呼ばれています。ドイツの経済学者であるラスパイレスが1864年に提案したラスパイレス計算式によって算出されており、日本以外でも多くの国がこの計算式を採用しています。具体的な計算方法は後述しますが、一言で説明すると、ある時点の世帯の消費構造を基準にして、同じものを買った場合の費用がどのように変動したかを指数値で表したものです。消費者物価指数は物価変動を示す指標で、状況や景気を判断する際の重要指標です。また消費者物価指数は買い手側から測る物価指数ですが、これとは別に生産者側から測る「生産者物価指数(PPI)」という指標もあります。国内の消費者物価指数データはからダウンロードして利用することができます。
消費者物価指数は投資家にとって注目すべき経済指標です。特に欧米で発表される消費者物価指数はマーケットの注目度も高く、発表後に外国為替相場が動くこともしばしばあります。ここでは、消費者物価指数の結果をFX取引でどのように参考にするのか見ていきましょう。また、日本をはじめ主要国の消費者物価指数の推移も確認します。
FX取引において、消費者物価指数は世界各国で発表される注目度の高いインフレ指標です。季節性要因を受ける生鮮食品を除いた「コアCPI」は最も重要視されます。為替市場において、国内の消費者物価指数発表時は値動きが乏しい傾向にありますが、諸外国、特にアメリカやユーロ圏の消費者物価指数発表時は米ドルやユーロの大きな値動きにつながることもしばしばあります。これはが政策運営の中で「物価目標」を設定しており、その判断材料として用いられるからです。物価上昇に過熱感が出てくると、市場で中央銀行による利上げ期待が高まることで通貨高が進行しやすく、物価が下落する局面では景気下支えを目的とした中央銀行による利下げ期待が高まることで通貨安が進行しやすくなります。消費者物価指数発表時は事前予想値と結果の乖離が大きければ当該国の通貨が大きく変動する傾向があります。また、消費者物価指数の上昇率や「前月比」、「前年同月比」でどのように推移・変化しているのかに注目すると、中長期的な為替市場の動きを予想するのに役立つでしょう。
を受けやすいが、2013 年はドル円が同 22.1%上昇と円安が進んだことが影響している。
・ユーロ圏
ユーロ圏の消費者物価指数は、欧州連合統計局がユーロ加盟国の消費物価指数をまとめた数値を発表するものです。
消費者物価は、上昇が続いてきたが平成11年後半から連続して下落傾向
消費者物価指数は、その名前から、私たち消費者が購入するモノの物価を示す指数だと、なんとなく想像がつくかもしれません。ここではもう少し詳しく、消費者物価指数の概要について見ていきましょう。
2013 年7月にプラスへ転じ、その後は一貫して消費者物価指数の上昇に寄与している。
・中国
中国の消費者物価指数は、中国国家統計局が発表する統計です。GDP世界2位の大国である中国の景況感やインフレ率を予測するための重要な指標と言えます。公表日は毎月15日前後です。
[PDF] 36 (BOX4)為替相場が消費者物価に及ぼす影響 最近 ..
消費者物価指数(CPI)とは、した指数です。日常生活で購入する品物やサービスの価格変動を示し、物価が上がっているのか下がっているかがわかる大事な指標となっています。物価は経済活動の活発さや需給の状況に応じて変動し、消費者物価指数はそれを表すです。
2024年10月10日発表「米国9月消費者物価指数(CPI ..
基準年の物価を100として算出されます(基準年は5年ごとに改定)。また、前年同月比も公表され、物価の変動の指標とされています。消費者物価指数は政府の政策や企業の戦略に大きな影響を与え、されています。
2024年10月10日発表「米国9月消費者物価指数(CPI)」の注目ポイント
10日の円相場は一時1ドル=149円55銭と、約2カ月ぶりの安値を付けた。みずほ証券、野村証券、三菱UFJ銀行は、ドル・円相場が8月1日以来の150円台に乗せるリスクを指摘。野村証の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストはリポートで、CPIが上振れた場合「初動はドル全面高でリスク心理の悪化が警戒される」と記し、150円台回復を試す可能性が高いとみている。
5.7K views · 2 months ago #ドル円 #CPI #米消費者物価指数 ..
消費者物価指数(CPI)は、その名の通り、消費に関連する経済指標です。皆さんの生活にも非常になじみ深くわかりやすい経済指標だと言えるでしょう。一方で、消費者物価指数の結果が外国為替市場に大きなインパクトを与えることも少なくありません。なぜ、マーケットへの影響が大きいのか、消費者物価指数の結果によって外国為替相場はどのように動くのか、掘り下げて見ていきましょう。
上昇率は2022年後半以降で最大。市場関係者は6月の消費者物価指数(CPI)を受け、ドル売りが出たとの見方を示している。
ここでは国内外で発表される代表的なインフレ指標である「消費者物価指数」を紹介してきました。インフレはその国の通貨の価値につながるため、FX取引で戦略や今後の相場見通しを立てる際には必ず確認しておきたい指標です。また消費者物価指数が中央銀行のの決定に影響を与えるインパクトは大きく、政策変更の期待感から為替レートが動くことも多くあります。取引を始めたばかりの初心者の方も、消費者物価指数の基本を押さえながら FX取引に臨みたいです。日々の経済指標データや各国の消費者物価指数も掲載されている経済指標カレンダーはこちらよりご確認ください。
2024年4月米CPIプレビュー~円相場と日本株の予想される反応
日本銀行などが見る指標は総合指数から「生鮮食品」を除いたコアCPIが使われることが多いです。生鮮食品(生鮮野菜・果物等)は天候などの一時的な影響で価格が左右されるため、生鮮食品を除くことで基調的な物価変動を見ることができると考えられています。
下図は、米ドル/円の為替レートと、消費者物価指数の推移ですが、円安とともに物価も上昇傾向であることがうかがえます。
消費者はお金を持つよりも物を持つほうが価値を見いだせるため購買意欲が ..
9月2日以降、ドル円は140円台が定着している。9月13日に日銀が公表した8月の「企業物価指数」では、輸入物価(円建て)の上昇率が前年比42.5%で、その要因は現地通貨建てが同21.7%ポイント、為替が円安に振れたことによる分が同20.8%ポイントとなった。為替要因が輸入インフレの約半分を占める。
政策指針を探る動きから、190-200円を上下メドに居所を探る動きとなろう。 【図表1】 英国 消費者物価指数上昇率(CPI).
政府や日銀はインフレの主因は現地通貨建ての原材料価格の上昇にあるとし、直接的な円安への対応は行ってこなかったが、足元でウクライナ戦争やコロナ禍のサプライチェーン問題による物価の押し上げ効果が和らぐ中で状況が変わってきた。
ドル円 米消費者物価の発表に注意、波乱含みか(11/13夕)
11日のニューヨーク外国為替市場で、ドルが円に対して一時上げに転じた。8月の米消費者物価指数(CPI)統計で、食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが市場予想に反して加速したことに反応した。
(注)10%の為替円安がCPI(除く生鮮)に与える影響を、円/ドル為替レート、需給
もっとも重要な物価指標は、日銀も金融政策の目標にしている消費者物価指数(CPI)である。特に、生鮮食品の影響を除いたCPIコアが注目される。
暗号資産(仮想通貨)にも影響を与える米消費者物価指数(CPI)とは
前述した輸入物価は「円ベース」と「契約通貨ベース」が明示的に示されるため、「為替要因」が占める割合がすぐにわかる。しかし、CPIがどの程度「為替要因」によって動いているのかは明らかではない。円安の影響は幅広い品目に対して一定の時間をかけて波及していくことが予想され、正確に分解することは不可能である。