2400 アメリカドルを日本円 または2400 USDをJPYに変換
15日月曜日には、金市場に強烈な逆風も吹いた。
GDPの7割を占める個人消費動向を読む上で重要な経済指標である米小売売上高が前月比事前予測プラス0.2%のところ、0.7%と大きく上振れしたのだ。これは米国経済好調を示す「良いニュース」なのだが、FRBの利下げを期待している市場にとっては「好調な経済に利下げしたらバブルのリスクがある」ということで「利下げ後退を示す悪いニュース」となるのだ。今や2024年FRB利下げ開始時期予測は9月まで後ずれして、回数も「多くて2回」となった。年初は3月開始で年7回説を織り込んでいたから、これは劇的ちゃぶ台返しだ。金利を生まない金には強い逆風になるはず。
しかし、中東地政学的リスクによる有事の金買いが勝り、2400ドル台再突破となった次第だ。
1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。
超円安・物価高騰が消費者の台所を直撃する中での日本株上昇は「実感なき株高」の危うさを伴う。こういう時こそリスクヘッジの金が存在感を強める。
2400 アメリカドルを日本円 または2400 USDをJPYに変換:
但し、為替介入があれば147円程度まで一時的円高進行が見込まれ、円建て金価格は為替要因で下がるであろう。とは言え介入効果は長続きせず、そこは買いのチャンスとなろう。世界の為替市場の潮流がドル高に流れている時、日本だけが流れに逆らい、ドル売り・円買い介入しても、それは「アウェーの戦い」であり、財務省日銀に勝ち目はない。市場に次から次へと出てくるドル買い・円売りの注文を片っ端から為替介入で潰してみても、結果はモグラ叩きになるだけだ。日銀だって財務省だって優秀な人材が集まっているゆえ、そのくらいのことは分かっているはず。だからこそ152円でも153円でも為替介入に踏み切れなかったわけだ。
更に円高を嫌う日本の株式市場は本稿執筆時点で日経平均1000円安。これから日本企業の決算発表が始まるので、投機筋は取りあえず調整売りで身辺整理という流れ。基本的に筆者の日本株も上昇との読みは全く変わっていない。
1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。
日本の介入担当金融当局の諸氏もパウエル議会証言を見ていたようで、市場の流れが9月利下げ→円高へ短期的に傾いていることを察知したのか。円安に一石という意味ではマーケットの空気を読んだ適切なタイミングと評価する。但し介入効果はやはり限定的で、前回同様「モグラ叩き」に終始しよう。ユーロ市場にも介入する兆し。
NY金:反発、節目の2400ドルを大幅に上回る | 企業情報FISCO
米CPI減速が明らかになり、同統計発表直後からNY金は2400ドル超に急伸。
ドル円は介入もあり、一時は157円台までの円高。
2400ドルが見えてきた(XAU/USD 市況と分析)2024/5/10
12日金曜日には、やはり中東不安(イランミサイル発射前)で2448ドルまで買われたが、その後、同日に2350ドルまで100ドルも暴落していた。そこから2400ドルまで這い上がってきたわけだ。しぶとい。
中東リスクも、要はイランもイスラエルも米国も軍事衝突など望んでいないのだが、国内世論を忖度して強硬な言動を繰り返す。とは言え偶発的衝突がいつ起こっても不思議はない。およそ戦争は偶発的な事件がキッカケでエスカレートするものだ。
とは言え、金市場の視点では先週金曜日に最高値から100ドルも暴落した記憶が鮮明に残り、「うっかり手を出すと大やけどしかねない」との慎重論が根強い。
従って中東地政学的リスクの反応としても、一進一退を繰り返しつつ、レンジの下値を繰り上げてゆく展開になっている。
オークランド,ウェリントンへ旅行ですか? 2400ニュージーランド・ドルを現在の外国為替レートで日本円(JPY)に計算します。
なお、7月5日の出来高の規模は、6月7日(29万9270枚)以来の大きさだった。その際に金市場を揺るがしたのが同日に発表された5月米雇用統計の上振れだった。NY金は1日で65.90ドル安と、一気に2,400ドル近辺から水準を落とし、以降ここまで1ヶ月の大半を2,300ドル台前半の狭いレンジで推移してきたが、くしくも同じ指標でレンジを元に戻す状況が生まれようとしている。
アジアタイムは2400ドル台を回復する展開になっている。4日続落となっている が、2400ドル割れに抵抗を見せるか否かが焦点になる。
16日朝の時点でNY金(中心限月6月もの)は、中東地政学的リスクに反応して2400ドルを再突破している。
金(ゴールド)は最高値を更新!2400ドルを上回り、このまま上昇続くか(XAU/USD 市況と分析)2024/5/20.
一方、米労働市場の減速を示唆した雇用統計を受け、先週の米ドル円相場は1円近く円高ドル安方向への動きとなった。7月3日には一時1ドル=162円台にまで迫ったものの、週末7月5日の引けは160.72円だった。先週の国内国内金価格は、円安時に一時1万2297円まで買われ、5月20日に付けていた取引時間中の過去最高値を更新したものの、終値ベースでは1万2250円と更新はならなかった。先週の国内金価格の週末終値は1万2248円、週足は182円、1.5%高となった。レンジは1万2022~1万2297円で、「過去最高値に接近の可能性あり」として1万1980~1万2250円とした想定レンジにほぼ沿ったものとなった。
NY金:続伸、時間外取引で2400ドルを上回る | 企業情報FISCO
外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
【市況】NY金:強含みで2390.90ドル、一時2400ドルに接近
直近では4月以降、金の先物価格が2400ドルを超えると、売り圧力が高くなる場面が増えた。目先では利益確定などの動きが増え、金価格に下押し圧力がかかることはあるだろう。ただ、短期間で中東情勢などのリスク要因が落ち着くかは不透明だ。米国の物価がどのように2%に向かうかも見通しづらい。世界経済を取り巻く不確定要素が増えていることから、長い目で考えると金価格にはさらに上昇の余地があるだろう。
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全体として、金価格は明確な上昇基調を維持しており、2,400ドルの大台突破に期待がかかる。ただし、過去の動きを考慮し、慎重な戦略が求められる。次の重要指標である4月CPIの発表結果に注目が集まる。
20ABC CRUニール氏 LME鉛相場は1800〜2400ドルのレンジで推移と予想 足元は意外な値動き
7月7日に中国人民銀行(中央銀行)が発表した6月末の外貨準備の内訳で、ゴールド保有量は前月末の約2,264トンと変化は見られなかった。これで2ヶ月連続買い増しが見られなかったことになる。2022年11月以来18ヶ月連続で金の保有量を増やし注目されたが、前回5月分で変化が見られず、NY金はその統計が判明したところで売られた経緯がある。見送りの背景は不明だ。ゴールドの高騰が続いており、積み増しを控えたとの指摘がある。このところ資本流出による人民元安も懸念されており、国内のゴールド購入熱を抑えたい思惑もあるのかもしれない。
*07:36JST NY金:続伸、時間外取引で2400ドルを上回る
5月15日の米4月CPI発表は重要。前回よりも鈍化すれば、利下げ開始時期が早まる可能性がある。
その場合、金価格の2,400ドル突破や、さらなる高値更新につながる。
インフレの鈍化と米国の消費者物価の低下により、9月のFRBによる利下げへの期待が高まり、金価格は月曜日に2400ドルを超えて安定している。
今週は7月11日の6月米消費者物価指数(CPI)が最大の注目点となる。コア指数が前月比0.2%上昇と、前月と同率の伸びが予想されている。そうなれば、連続した2ヶ月の伸びとしては2023年8月以来最小とされ、NY金は2,400ドル台での価格展開に移行するとみられる。
NY金:小幅高で2398.00ドル、2400ドル超で利食い売りも
2,400ドルの大台突破に期待がかかる一方で、過去の事例から上髭を伸ばしての反落も警戒が必要。
来週発表される4月CPIの結果次第では、さらなる上昇の契機となる可能性がある。