韓国ウォン/USドルの為替レートの推移(1980~2024年)
0:00 今回のダイジェスト
0:21 相場振り返り
1:13 為替介入の可能性
2:57 為替介入への備え
3:27 ドル円以外のドル買い
3:44 メキシコペソ円見通し
4:16 まとめ
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産業研究院のホン・ソンウク動向分析室長は23日、本紙の電話インタビューで「今のウォン安は、米国金利の上昇にともなうドル高によるもので、元、円、ユーロもすべて同じ影響を受けている」とし、「韓国の経済だけが良くなくウォンの価値が落ちた過去のウォン安の時とは違うと考えなければならない」と述べた。ウォン安がただちに輸出好調につながる価格競争力の確保を意味しないという説明だ。
業種別では、航空機のレンタル代金をドルで支払い、外貨建て負債を多くかかえている航空業界の緊張感が強いとみられる。大韓航空は、今年上半期の純外貨負債約35億ドルを基準に、為替レートが10ウォンのウォン安になるごとに約350億ウォン(約36億円)の外貨評価損を被る。ある格安航空会社の関係者は「飛行機のレンタルなど外貨決済が多く、負担になる。為替ヘッジ商品などによってこれを補おうとしているが、(為替レートがウォン安になる分)短期損失が生じるのはやむを得ない」と説明した。
USD / KRW 通貨チャートアメリカドル から 韓国ウォン のレート | Xe
電子業界もウォン安を好材料とはみない雰囲気だ。サムスン電子の関係者は「主要製品である半導体はドルで取引されるため、実績には肯定的な効果があるが、為替レートの急変などによる消費者心理の萎縮が懸念される」と述べた。LG電子の関係者も「インフレの懸念により消費者の実質所得が減り、購買力も落ちる状況が、より強い懸念をもたらしている」と述べた。ディスプレイ業界も似たような反応だ。LGディスプレイの関係者は「伝統的にドル高の時期は輸出増加効果を得られたが、最近は原材料費も同時に上昇し、以前とは違う」と明らかにした。
先週、アメリカの消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、ドル高が進み、ドル円も152円を突破し、154円台に達しました。一時期、マーケットではアメリカの利下げが6月頃から始まるのではないかという観測が流れていましたが、その期待が打ち砕かれたことでドルが強くなっています。
自動車業界は、完成車メーカーか部品メーカーかによって、ウォン安ドル高による利害が異なる。輸出割合が高い完成車メーカーは、価格競争力の上昇を受け収益が増えている。為替レート効果のおかげで、7月の自動車輸出額は昨年同期比で23%増えた。一方、原材料を輸入しなければならない部品メーカーは、ウォン安ドル高になるほど損害が大きくなる。自動車産業協会のチョン・マンギ会長は「ウォン安になり完成車メーカーは大きな収益を得ているが、原材料や部品などを輸入する部品メーカーは大変厳しくなる可能性が高い」と述べた。
鉄鋼業界は、ウォン安ドル高の影響は大きくないと説明する。ポスコなどの鉄鋼企業は、直接海外から原料を輸入し製品を輸出する。為替レートの変動による輸入費用の増加分と輸出による収益の増加分は近くなる。鉄鋼協会の関係者は「韓国の鉄鋼業界は1億トン以上の鉄鉱石原料を輸入しながらも、輸出量は昨年基準で世界4位だ。原材料の負担が高くなる分、輸出で利益を得るため、為替レートによる大きな影響はない側」だと述べた。
ドルウォンチャート やばい・ WebUSD/KRW - アメリカドル 韓国ウォン
そんな中、昨日、日米韓の財務大臣会合が初めて行われました。自国通貨安に苦しんでいるのは日本だけでなく、韓国もウォン安に悩まされています。会合後の共同声明では、「最近の急速な円安・ウォン安への日韓の深刻な懸念を認識し、外国為替市場の動向について引き続き緊密に協議する」と、円安とウォン安がやや行き過ぎだというメッセージが発信されました。
2020年03月18日(水)18:18現在(日本時間)、ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャート ..
海外での売上割合が高いゲームやウェブコミックなどのコンテンツ企業は、ウォン安ドル高傾向を歓迎する雰囲気だ。海外売上割合が80%を超えるゲーム企業のクラフトンやパールアビスなどは、売上をウォンに換算する過程で為替差益を得る可能性が高い。北米や欧州、日本市場などでウェブコミックのプラットホームなどを運営中のネイバーやカカオなども、コンテンツ事業での反射的利益を期待できる。カカオの関係者は「ゲームやウェブコミックなどの海外売上が成長する状況に加え、ドル高の恩恵まであれば、下半期はさらに好調な実績を期待できる」と述べた。
ドルウォンレートの推移、1200突破でどうなる!?(2020年)
一方、5日のアジア時間(欧州の取引が始まる16時まで)の外国為替市場で、円とウォンの対ドル為替レートの変化は対照的だった。米国の急速な利下げ期待の上昇、世界的なリスク回避度の高まりを背景に、主要投資家は円キャリートレードを巻き戻した。アジア通貨の中でも、円の対ドル上昇率は高かった。
ウォンドルレートが1200突破すると韓国に通貨危機が起きるとも言われています。 個人的には1200突破しても特.
万が一に備えておくことが重要ですが、過去の事例では、ドル円が一時的に4~5円ほど下落した後、急速に元の水準に戻るという展開が見られました。しかし、いつ介入が実施されるのか、本当に実施されるのかが不透明なため、対応が難しくなっています。ただ、現状では介入の可能性を意識しながら対応するしかありません。
緊急 ドル/ウォン相場がフリーズ‥何かヤバいことが起こるのかも? by榊淳司 · Comments10.
逆に、対ドルで下落したのが韓国ウォンだ。アジア通貨の中でも同様の動きをした通貨はあまり見当たらない。株安・ウォン安で、一時、韓国売りという状況だった。
ドル円相場は「25年末130円台半ば」 東深澤武史○みずほリサーチ&テクノロジーズ ..
私が最も安全だと考えているのは、ドル円以外の通貨ペアでのドル買い、例えばユーロ売り/ドル買いです。これらは為替介入の影響を受けにくいため、ドルを買っておくのが賢明だと思います。
ウォン相場3カ月ぶりに1ドル=1200ウォン台…ドル高弱まるか
ウォン・ドル為替レートがウォン安ドル高に進み、韓国の産業界全般に悪材料として作用している。 企業側としては、重大な経営変数が急変動した格好で、リスク管理費を高めるだけでなく、すでに高値が続いている輸入原材料・副材料の価格を追加で押しあげる要因になっている。一般的に、ウォン・ドル為替レートがウォン安に進めば、韓国製品の輸出競争力につながり、輸出が増える効果を期待できるが、今回は中国元、日本円、ユーロすべてがドルに対して安くなっているため期待しにくい。
チャート:為替・ドル円相場の超長期チャート | Lets GOLD
メキシコペソ円は9.3円を超えましたが、最近は売り圧力が強まっています。これは米国の長期金利上昇の影響を受けていると考えられるため、調整局面に入ったと見てよいでしょう。ただし、調整の範囲内であり、大幅な下落は想定しにくいと思います。下値は恐らく9.0円程度であり、それ以上下がるのは、よほどのことがない限り、ないのではないでしょうか。
このままでは元やウォンより通貨の価値や信用度は下がってしまいます。
まとめると、米国の利下げはかなり先になりそうで、その前提でドル高が続くと予想されます。ただし、ドル円については介入リスクがあるので注意が必要です。メキシコペソ円は調整局面に入ったと考えられます。以上のような認識を持って、これから1週間を乗り切っていきたいと思います。
為替市場では1ドル=1200ウォン台に突入すると危険水準とみなされるが、ウォンは今年8月にこの水準に至った。 ..
中小企業は、急激なウォン安ドル高によって打撃を受ける可能性が高い。内需企業の割合が高く、ウォン安ドル高はコスト上昇要因になる。中小企業中央会のキム・テファン国際通商部長は、「輸出の割合が高い中小企業にとっては好材料かもしれないが、原材料や副材料を購入し大企業に納品する場合、費用増加分を丸ごと負担し抱え込まなければならない状況」だと述べた。原材料と副材料の費用を納品代金に十分には反映しにくい韓国の元請・下請の関係とからみ、下請の中小企業の経営に負担を負わせることになるという説明だ。中小企業中央会によると、韓国の製造業分野の中小企業は約60万社あり、そのうち、売上の一部でも輸出で得る企業は10万社未満だ。
ウォン安の速度がさらに速くなるだろうという分析も出ている。 証券街ではしばらくドル ..
一時は1ドル=150円にまで達したドル円相場だが、コロナ以前は110円程度だったからこの3年強でドルあたり40円も安くなってしまった。このまま円安が進む可能性は低いと言われているものの、過去の歴史を振り返えると通貨が暴落する「通貨危機」が日本を襲う可能性もゼロとは言えない。
ドル円チャートだけ見ていると気が付かないが インドルピー円チャートや ..
ドル円相場がさらに安くなってもせいぜい160円程度だろう、と考えている人が多いはずだ。日本は、32年連続の「対外純資産・世界第1位」の国であり、2022年末の段階で約418.6兆円(3兆2200億ドル、1ドル=130円換算)もある。さらに「外貨準備高」も前年に比べて大きく減少したとはいえ、1兆2275億ドル(約160兆円、2022年末、1ドル=130円換算)。中国に次いで第2位の準備高を持つ国だ。