[PDF] SGLT2 阻害薬服用患者の併用薬による 肝機能に及ぼす ..


※出典:「2型糖尿病治療剤「ルセフィ錠2.5mg/5mg」に関する販売提携終了のご案内|大正製薬株式会社 ノバルティス ファーマ株式会社」


その理由は、薬を服用する前よりもむしろ過食になるからだと考えられています。

SGLT2阻害薬は腎臓からブドウ糖が漏れ出ていくお薬です。

一方ブドウ糖は脳にとって最も大切なエネルギー源。

このため脳はブドウ糖が排泄されると、

「大変だ!糖質欠乏だ!エネルギーが無くなってしまう!」

勘違いします。

このように誤解した脳は、私たちにもっと糖質を摂取するように働きかけます。

これにより以前にも増して過食に走り、一旦減少した体重もそれ以上は減少することなく、人によってはむしろ服薬前よりも体重が増えてしまう場合も珍しくありません。

実際、動物実験においてSGLT2阻害薬投与によって摂食量が増加したという研究があります。

人での研究では、プラセボグループに比べてSGLT2阻害薬を服用したグループは、食事療法の指導を受けても外発性摂食行動(空腹でないにも関わらず、食べ物の見た目や味、香りなどの外的要素から食欲を刺激され、食べ物を摂取してしまう行動)が抑制されず、砂糖などの炭水化物の摂取量を減らすことができないという結果(糖尿病 63(3):110~118,2020)も報告されています。

その上、SGLT2阻害薬によって体重が減少しても、糖質不足の状態ではエネルギー供給が体脂肪分解のみでは間に合わなくなり、筋肉を分解して供給する可能性が出てきます。

これではきれいに痩せることができませんね。

はじめに結論からお話します。

我慢できずに食べ過ぎに走る糖尿病でない人が、SGLT2阻害薬を服用してダイエットを試みるのは決してお勧めできません。

その理由を説明します。

脂肪組織1kgはおよそ7000kcalのエネルギーを保持しています。

SGLT2阻害薬を服用して仮に1日88gのブドウ糖が排泄されるとすると、ブドウ糖は1g4kcalだから、1日に88✕4=352kcal、1ヶ月で352✕30=10560kcalのカロリー減で、すべてが脂肪組織の減少につながると仮定して、体重は1.5kg減る計算になります。

実際糖尿病患者さんがこのお薬を服用すると、数ヶ月で2から3kgの体重が減少することが多い。

しかしその後は一向に体重は減らず、むしろ増加する例も少なくありません。

なぜこのような現象が起きるのでしょうか?

[PDF] SGLT2阻害薬との併用 療法:GLP-1受容体作動薬

ダイエットの基本はいかに体脂肪を減らすかがポイント。

そのためには運動によりエネルギー消費を増やして体脂肪を燃焼させ、食べ過ぎを防いでエネルギーの過剰な流入を止めることにつきます。

食事療法のポイントは炭水化物を制限しようとするのではなく、意識してタンパク質摂取に務めることです。

人は必要なタンパク質量を摂取するとそれ以上は食べたいという気持ちが少なくなるからです。

朝食や昼食にも肉や魚なら100グラム程度、その他乳製品、卵、大豆製品などで毎食タンパク質として20から30g摂取しましょう。

特に朝食のタンパク質が不足している人が目立ちます。

現在朝食を食べないか、少ししか食べないにもかかわらず肥満の人は、朝食を摂ることからスタートしてください。

それでも減量が困難な場合は、お薬による治療を検討すると良いでしょう。

糖尿病の方なら、GLP-1受容体作動薬やメトホルミンのような食欲抑制作用を伴うお薬を使用することにより、血糖値の改善と食事制限も同時に行うことが期待できます。

糖尿病のない肥満症の方は、保険適用があれば食欲抑制薬サノレックスや漢方薬などを併用すると良いでしょう。

以上のように、ダイエットのためにSGLT2阻害薬を用いて減量を試みることは適切な方法でないことをお話ししました。

ただし誤解のないようにしていただきたい点は、フォシーガ、ジャズダンスなどのSGLT2阻害薬は適切に使用することにより、糖尿病治療薬としてだけでなく、心臓病腎臓病治療薬としても大変優れた薬であり、私も糖尿病患者さんに処方することが多いお薬のひとつであることを申し添えます。


一部のSGLT2阻害薬は心不全の併存症の薬として用いられることもありますが、ルセフィ錠については適応が認められていません。

また、フォシーガは心不全や腎不全にも適応を持つため、糖尿病の治療以外でも用いられる機会が増えています。

ルセフィは、糖尿病治療薬としても用いられるSGLT2阻害薬で、体重管理・維持を目的としたダイエット薬としても注目されています。


心疾患、腎疾患の人には併用しやすいお薬です。 ルセフィ(ルセオグリフロジン製剤).

SGLT2(エスジーエルティー・ツー)阻害薬は糖尿病の治療ガイドラインで定められている治療薬のひとつで、膵臓ではなく腎臓に作用することで血糖値を改善する働きがあります。

単独で低血糖は起こしにくいが、他の糖尿病薬との併用で低血糖のリスクが上昇する。 ..

フォシーガ、ジャディアンス、ルセフィ・・・

これらはSGLT2阻害薬と呼ばれる糖尿病治療薬。

腎臓からブドウ糖を排泄するお薬です。

1日におよそ100gのブドウ糖、つまり400kcalを体の外に出す作用があります。

では、この薬を毎日飲めば我慢しないで簡単にダイエットができるのでしょうか?

併用などもあり低血糖をきたした場合、炭水化物の吸収を遅らせるため、砂糖ではなくブドウ糖を摂取する必要があります。 SGLT2阻害薬

糖尿病の飲み薬は、その作用から大きく分けて3つに分類することができます。

それでも、糖尿病が進行する場合は、注射薬や、その他の飲み薬を併用していきます。 ..

本サイトでは薬についてのすべての情報が記載されているわけではありません。
使用中の薬についての詳細は、主治医、薬剤師、医療スタッフに確認しましょう。糖尿病以外にも病気がある方、妊娠中の方は特に注意が必要です。使用中の薬に対する不安、不明な点がある場合であっても自己判断で中止せず、まずはご相談ください。

4剤併用療法が必要な場合や、SGLT2阻害薬及び/又はGLP-1受容体作動薬に忍 ..

SGLT2阻害薬だけを使用する場合は低血糖は起こりにくいのですが、併用薬の効きが良くなるため注意が必要です。

2型糖尿病治療 「SGLT2阻害薬」…服用時、まめに水分補給を

糖尿病の治療では、まず食事療法と運動療法を実施しますが、これらを2~3か月実施しても血糖値に良い結果が得られない場合は、薬によって血糖値を下げる薬物療法を実施します。薬物療法で使用する糖尿病の治療薬は、2023年7月現在では10種類ありますが、これらは体にどのように作用するかによって、4つにタイプに分けられます。

薬の種類はスーグラ、フォシーガ、 ルセフィ、アプルウェイ、デベルザ、カナグル。(注意点:脱水、尿路感染症、SU剤との併用にて低血糖に注意)

1日1回 朝食前または朝食後にコップ1杯程度のお水で飲んでください。
飲み忘れた場合は2回分(2日分)を一度に飲まないでください。
利尿剤やメトホルミン、糖尿病治療のためにインスリン分泌薬との併用は避けてください。

糖尿病1型糖尿病はインスリン製剤と併用。1日1回5mg,経口投与。効果不十分時は経過を十分に観察しながら1日1回10mgに増量可。

小腸からの糖分の消化・吸収を遅らせて食後の高血糖を抑えます。ほかの薬との併用が適していると考えられています。主な副作用として、胃腸障害、おならの増加、お腹の張り、下痢があります。

[PDF] 糖尿病治療薬(SGLT2 阻害薬): スーグラ、ルセフィ、フォシーガ

尿の中に糖を出して血糖を下げます。比較的新しい薬で、心血管疾患を抑えることができるという研究結果もあり、近年はSGLT2阻害薬が処方される割合が増えています。糖尿病だけでなく心不全の患者さんにも使えるようになりました。ただし、高齢者、腎臓機能の低下がある方、利尿剤を使用している方は、脱水や血栓・塞栓症などに注意が必要です。主な副作用として低血糖、尿路・性器感染、脱水、頻尿、皮膚症状などがあります。

[PDF] 2 当院採用の糖尿病治療薬における腎機能に応じた投与量一覧

主な副作用として低血糖や体重増加があります。低血糖を起こしやすいため、高齢者では注意が必要な薬です。また、高度な肝・腎機能障害がある方、1型糖尿病の方は使用できません。

食事、運動などの生活習慣と1種類の薬剤の組み合わせで効果が得られない場合、2種類以上の薬剤の併用を考慮する。 ..

現在、高SGLT2選択性はジャンディアス・ルセフィ・デベルザ/アプルウェイ・フォシーガ、低SGLT2選択性はカナグル・スーグラが使用されています。
低SGLT2選択性は血糖がより下がりやすくなるため、低血糖症状がおこりやくなるのと、多数の器官で作用するため副作用も心配です。
当院では高SGLT2選択性にあたるフォシーガを採用しています。フォシーガは副作用が少なく、多くの研究・論文により医学的根拠があり、安心して使用できるお薬です。また、心血管リスクの低減や予防、腎臓の保護にも有効に働くことが報告されており、幅広い健康効果が期待されています。

フォシーガの併用禁忌薬・併用注意薬 フォシーガの併用禁忌薬(併用が禁止されている薬)はありません。

膵臓にあるインクレチンというホルモンは、血糖値が高いときにインスリンの分泌を促進し、血糖値を上げるホルモンが分泌されるのを抑制し、血糖を下げます。DPP-4阻害薬は、インクレチンが分解してしまうのを抑えてインクレチンの作用を助けます。体重が増えにくいというメリットもありますが、主な副作用として低血糖や便秘があり、SU薬やインスリン製剤と併用する場合は特に低血糖に注意が必要です。

2014 年 8 月~2017 年 2 月に,当院にて選択的 SGLT2 阻害薬(スーグラ錠、フォシーガ錠、

一般的には2型糖尿病の治療薬として使用されている薬ですが、が期待できるため、ダイエット目的で使用している方が増えています。

ただ、先生が最初に出そうとした薬は、今飲んでいる他の薬との飲み合わせが悪いらしくて、代わりにフォシーガという薬を出すって言われたよ。 Q1

ただし、2型糖尿病の治療に用いる場合は保険適用で治療が可能です。