EMAXIS Slimシリーズは円建て・ドル建てのどちらになりますか? ..
「円安による物価上昇」「悪い円安」など、ニュースでは円安がよくないものとして報じられることが多くあります。確かに、今回の円安にはそうした側面もあるのですが、資産運用、特に「つみたてNISA」においては、円安・円高といった為替レートの動向は基本的に気にしなくてもいいと考えます。その理由は3つあります。
円安が進む要因はいろいろ考えられますが、なかでも大きいのはです。米国が金利を上げる一方で、日本は金利を上げないでいると、米国の金利と日本の金利の差が大きくなります。すると、投資家は「円よりもたくさんの金利がもらえるドルが欲しい」と考えます。こうして、円を売ってドルを買う動きが加速し、円安(ドル高)となるのです。
ドル建て保険で保険金や満期金、解約返戻金を受け取るときの通貨は「ドル」が基本となります。契約者指定の銀行口座に振り込む際、保険会社が日本円に替えて振り込みます。
ETFなら円建て(日本円で買う)、米国で上場している個別株やETFなら米ドル建て(米ドルで買う) ..
保険会社によっては、ドル建て保険でも保険料が為替に左右されないように「円で固定」するところもあります。この場合、円安・円高になっても毎月の保険料は変わりません。そのあたりも比較しながら商品を選ぶといいかもしれません。
投資信託や米国ETF等が海外の資産に投資している場合、配当等に対して外国で課税(外国所得税)が行われ、さらにその投資信託や米国ETF等が国内の投資家に分配金を支払う際には、国内でも所得税が課されており、国内外で二重課税となってしまいます。
投資信託や国内ETF等では、二重課税が生じないよう、投資信託等を経由して支払った外国所得税は、自動的に分配金に係る源泉所得税の額から控除する調整措置がとられていますが、米国ETFはその措置は取られていません。
米国ETFも確定申告をすれば外国税額控除を受けることができますが、確定申告の手間が発生してしまうため、この点では投資信託が有利であると言えます。
円ベースの金価格が上昇していないのはひとえに為替の水準によるものです。もしこれから円が安くなると考えるのであれば、金は買いです(コストプッシュインフレも発生しますので、その観点からも買い、ということになります)。円がドルに対して安くなる要因としては、①国債の格下げ(現在の日銀の追加緩和が財政ファイナンスと見做された場合や、国内資金で国債を消化できなくなった場合)、②日本の期待インフレ率(日本の経済成長への期待、と言ってもいいかも知れません)が高まり、デフレ状態が解消した場合、③米国の金利が日本よりも早く上昇に転じた場合、等が考えられますがいずれも「ありそう」なシナリオばかりですね。
しかし、実際にはここ数年のオルカンの好成績は、世界企業の成長によるものだけではない。以下は、MSCIの指数の円建てとドル建ての推移を比較したもの。過去20年で円建てが約7倍なのに対し、ドル建ては約4.5倍にとどまっている。
外貨をより目に見える形で保有したい人はドル建ての米国株ETFに投資しましょう! ..
反対に、外貨建て保険から保険金や満期保険金、解約返戻金を受け取るときには円安のほうが得です。保険料のときと考えは同じで、外貨を円に戻すときの為替レートが円安になっていたほうが、円での金額が多くなるからです。
ドル建てと円建て(ドル建てを月末レートで円換算)の金価格の推移を ..
最後に、ドル建て投資のデメリットであるが、金利変動リスクと、日本円でのみ生活が完結している場合は利便性が悪い点が挙げられる。
【徹底比較】楽天証券の米国株投資は円貨決済と外貨決済どっちがいい?為替手数料とSPUを含めてのお得度も検証
ではなぜここにきて急に金が注目され始めたのでしょうか? もちろんメディアで金の情報が連日流されるようになったことが影響しているとは思いますが、日本株の水準と比較した場合の優位性が高まっていることがその背景にあると私は考えています。下のチャートは、同様の手法で1971年1月=100とした時の円建て金価格と日経平均株価を指数にしたものです。見ての通り1970年代前半と2009年以降、金のパフォーマンスは日経平均のパフォーマンスを上回っています。1970年代はニクソン・ショックを切っ掛けとして第1次・第2次オイルショックが発生し典型的なコストプッシュインフレが発生した時です(「」をご参照下さい)。2009年以降はETFを通じた資金流入の継続で金価格が上昇する一方、2008年9月のリーマンショックで株価が急落した時です。つまり、現在の日本での金価格は直感的にも株よりも市場参加者の興味を引く状況になっていると言えます。この数年、金の話題が頻繁に取り上げられるのは、実は自然なことであると言えます。
米国株ETFが良いのか、それとも米国株円建て投資信託が良いのか。
円建てにしてもドル建てにしても、どちらで投資するのが良いかは状況により正解が変わる。投資商品の特徴や、あなたの投資計画によるのだ。
円安・円高で投資すべき商品は変わる? つみたてNISAをはじめるなら
資産形成においてぜひ活用しておきたいNISA口座ですが、こちらも投資信託と米国ETFで違いがあります。
投資信託は、NISA(成長投資枠、つみたて投資枠)を活用できますが、米国ETFはNISA(つみたて投資枠)を活用することができません(一部投資新枠、米国ETFを除く)。
NISA(つみたて投資枠)を利用したい場合は、投資信託への投資をご検討ください。
ドル建て保険とNISAどちらがおすすめ?メリットとデメリットを解説
IMF(国際通貨基金)の「世界経済見通し(World Economic Outlook)」によると、と見込まれています。世界経済見通しは、リーマン・ショックやコロナ・ショックのときにはマイナスとなったこともありますが、例年おおよそ4%前後で推移しています。2022年の世界経済見通しは、ロシアのウクライナ侵攻が長期化した影響を加味して少し下方修正されましたが、それでも世界経済は3.6%成長するとなれば、円安・円高を気にせず世界への投資を継続すれば、その恩恵を受けられると考えていいでしょう。
⇒
NISAとiDeCo、どっちがいいの?違いを知って目的に応じた使い分けを もっと読む ..
外貨建て(ドル建て)保険のデメリットにおける最も大きなリスクは「」です。契約時よりも円高が進行すると、外貨で運用している資産の価値が円に換算した際に目減りする可能性があります。
よりドルコスト平均法にのっとった積立をすることができるのは、投資信託であると ..
ここでは、積立NISAの基本情報からメリットとデメリット、積立NISAとドル建て保険の違いについて解説していく。
第5回 日本で金を持つということ | 純金積立(金・プラチナ・銀)
では、ドル建て保険に加入するベストなタイミングはいつなのでしょうか?円高のときと円安のとき、それぞれどうなのか見てみましょう。
NISA · つみたて投資枠 · 成長投資枠 · 成長投資枠対象ファンド · 口座開設方法 · 金融 ..
NISAは利益が非課税で、増えた分を損失補填に回しやすいため、外貨建て保険のリスクを補う選択肢として活用できます。
円高・円安が投資信託へ与える影響は? | auのiDeCo(イデコ)
では、ドル建て保険に加入するベストなタイミングはいつなのでしょうか?円高のときと円安のとき、それぞれどうなのか見てみましょう。ドル建て保険は、保険料の支払いから保険金の支払いまで、すべてがドルで行われる保険商品です。これにより、円建て保険と比較して、為替レートの変動が直接影響を与える点が特徴です。円安が進むと、ドル建て保険の満期金や死亡保険金が円換算で増加する可能性があります。
できるだけ多く資産を増やしたい人 ; ドル建ての資産を持ちたい人
以上、外貨建て保険は円安と円高どっちで加入したほうが得かについて見てきました。
「つみたてNISA」と「iDeCo」は急激な“円安”でも継続すべきか
資産を外貨で持っている人も外国に旅行したり、外国で生活したりしない限り、最終的な取り分は円で欲しいと思う人が大半だと思います。つまり、「円ベースで値上がりするのかしないのか」という点が投資をする上での重要な判断材料になっている訳です。別の言葉を使うとドル建て価格は上昇しているものの、円建ての価格がそれほど上昇していないため、日本人の間ではあまり認知されていない、ということになります。