上記の薬とミノキシジルタブレットの併用はできませんのでご注意ください。
【フィナステリド(適応は男性のみ)】
男性の薄毛の主な原因は、悪玉テストステロンとも言われるジヒドロテストステロンです。
男性ホルモンであるテストステロンが酵素によってジヒドロテストステロンに変換されることで、この物質が脱毛を指示し、薄毛が進行します。
この酵素反応を抑えてくれるのがフィナステリドです。
フィナステリドの内服を中止してしまうと、薄毛の原因物質が産生され続けるので、薄毛の進行を止めることができません。
特に副作用がなく、健康診断などで健康状態を定期的にチェックをしていただければ、数十年内服を継続していただいて問題ないお薬です。薄毛の進行をなるべく抑えたい方は長期の内服がおすすめです。
【ミノキシジル】
ミノキシジルは毛母細胞を活性化し発毛を促すお薬です。
薄毛の原因を抑えるお薬ではないので、発毛効果が十分に見られた場合は休薬や減量することが可能です。
しかし、内服を中止すると時間経過とともに薬剤の血中濃度が下がり発毛促進効果は薄れてきます。
また2週間以上休薬すると内服再開時に初期脱毛が見られるという報告もありますので、ミノキシジルも髪のボリュームを維持したい場合はなるべく内服の継続を推奨しています。
保険は生きていくうえで治療が必要とされる病気や疾病に対して適用されるもので、発毛は保険診療に含まれないためです。
先にも少し説明しましたが、最近ではミノキシジルに限らずAGA治療薬を個人輸入する方が増えてきています。その理由としては、クリニックで処方されるより価格が安く、高濃度の治療薬が手に入ることが挙げられます。他にも、誰とも顔を合わせることなく購入できる点や医師の処方箋が不要であることも個人輸入が増加している要因と考えられるでしょう。
ミノキシジルで頭痛が起こる理由とは?併用できる薬についても解説
ミノキシジルタブレットとミノキシジル外用薬は、同じ成分が配合されているため基本的に効果も同じです。しかし、効果や副作用の強さが異なります。
ミノキシジルの外用薬は皮膚から成分が吸収されるため効果は比較的緩やかですが、ミノキシジルタブレットは体内から直接成分が吸収されるため、高い効果が現れる反面副作用も強く出てしまうのです。アメリカのFDA(日本の厚生労働省のような機関)では、ミノキシジルを配合した内服薬「ロニテン」をAGA治療に使用しないよう警告しています。
ミノキシジルタブレットを服用するかどうかは、効果と副作用のバランスを見ながら慎重に検討する必要があります。
実際にミノキシジルを塗布してみると、わずかな量に感じられるかもしれませんが、それでも十分な効果が得られます。脱毛範囲が広い場合も1回あたりの使用量を守った上で、範囲を計算しながら塗布してみてください。
ローションタイプの塗り薬は垂れやすいため、少しずつ塗るのがコツです。ゲルタイプであれば、リキッドタイプのように患部から短時間で流れ落ちることなく、塗布した部位へ長い時間、滞留を確保することができます。脱毛部全体に治療薬がいきわたったら、頭皮を軽くマッサージします。
なお、使用中および使用直後は、火気を避けるようにしてください。もちろん、使用直後の喫煙も厳禁です。
2種類の薬を服用することで、脱毛を抑えるだけでなく同時に発毛を促すことで進行したAGAの症状を改善します。
ザガーロはプロペシアに次ぐAGA治療薬といわれています。プロペシアでは効果がないタイプのAGAに対しても、効果が期待できるという特徴があります。効果を実感するのは、服用開始から、半年〜1年ほど経ってからのことが多いです。
AGA治療薬は飲み合わせに注意!薬別の併用注意・禁忌薬をチェック
ミノキシジル内服薬を風邪薬などの処方薬や市販薬と一緒に服用することは、まず問題ありません。しかし、既に高血圧治療薬を内服している場合では、降圧効果が過剰に出現してしまう可能性があるため、ミノキシジル内服薬を併用できない場合があります。その他にも併用しないほうがよい薬剤もあるため、医師が判断により場合によっては内服薬ではなく、外用薬を処方することもあります。
ミノキシジル外用と内服タブレットの併用-効果と副作用、デメリット
ミノキシジルの内服薬はより高い発毛効果が期待できる反面、副作用のリスクも考えられます。そのため、どの病院でも決して簡単に処方すべき治療薬ではありません。
女性の薄毛の場合はミノキシジル外用にミノキシジル内服やパントガール内服の併用が多いようです。 過剰にミノキシジルを摂取した場合
フィナステリドは、プロペシアの後発品(ジェネリック医薬品)です。基本的にはプロペシアとほとんど同じ効果が見込まれます。AGA治療の費用を抑えたい方におすすめです。
ミノキシジルには併用してはいけない薬があります。飲み合わせが悪いことで副作用が起こりやすくなり、めまいやふらつきといった症状が現れます。
含有量5%までのものであれば、医師による診断・処方がなくても購入できるミノキシジル。その入手方法はドラッグストアでの購入をはじめ、多岐にわたります。
例えば、個人輸入によって日本国内に流通していないミノキシジル含有のAGA治療薬を入手することも可能です。中には含有量5%以上の治療薬まであり、効果の高さを謳っている製品も少なくありません。
しかし、これらを自己判断で使用するのは、健康被害のリスク等を含めて危険です。
また、偽造薬も数多く流通しています。偽造薬は十分な効果が得られないばかりか、健康に害を及ぼすケースもありますので、絶対に使用してはなりません。
かつては、ミノキシジルを含む治療薬の選択肢が少なく、入手が困難だったことから個人輸入などが利用されていました。しかし、今日ではAGA治療のできる皮膚科や専門クリニックも全国的に増えていることから、わざわざリスクの高い個人輸入に頼る必要はないのです。
送料を含めたコスト面や、手間を考えてもクリニックなどで処方を受けた場合とのコストの差はほとんどなくなっています。つまり、自己判断で個人輸入することのメリットはほとんどないといえます。そればかりか、リスクを背負うことになるのです。
ご質問拝見しました。ご心配のことと思います。 カルバマゼピンとミノキシジルの飲み合わせは問題ありません。ご安心ください。
プロペシアは、もっともスタンダードなAGA治療薬といえます。世界で初めてAGA治療薬として承認され、60ヶ国以上で用いられています。服用してから3ヶ月〜半年ほどで効果を感じることが多いです。ミノキシジルと併用することで、より高い治療効果が見込まれます。
フィナステリドとミノキシジルは併用可能?効果や併用禁忌について
プロペシア錠は最もスタンダードなAGA治療薬です。フィナステリドを主成分とする内服薬で、世界で初めてAGA治療薬として開発されました。薄毛の進行を阻止する働きがあるため「守りのAGA治療」といえます。なお、プロペシア錠はAGA発症のきっかけとなる、還元酵素5αリダクターゼⅡ型にのみ働きかけます。
実は危険!ミノタブと血圧の関係|飲み合わせNGや服用時の注意点
また、フィナステリドは女性への処方は基本的に禁忌とされている治療薬ですが、ミノキシジルにおいては女性でも使用が可能です。
ミノキシジルタブレットとED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリス等)の飲み合わせ ..
AGA治療にあたってはミノキシジルのみの投与と比べ、フィナステリドやデュタステリドなど他の治療薬と併用した方が発毛効果を高めるという研究結果も出ています。そのため、AGAヘアクリニックでは患者様のご要望と状態を総合的に判断して、治療薬を組み合わせた処方も行なっています。
心臓または腎臓に障害がある。 ミノキシジルは心臓や腎臓に影響を及ぼす可能性があります。
ミノキシジルに限らず、薄毛治療薬を使用している場合は、シャンプーにもこだわると良いでしょう。頭皮環境を整えることは、薄毛治療にとっても重要な要素だからです。シャンプーはご自身の頭皮の状態にあったものを使用してください。洗浄力が強すぎると、頭皮の乾燥に繋がってしまうため、アミノ酸系のシャンプーを使用するのがおすすめです。なお、どのシャンプーを使えば良いかわからない場合は、お気軽に医師にご相談ください。
発毛作用のあるミノキシジルタブレットの効果は?副作用は?注意事項は?外用薬との違いなど、気になる部分について詳しく解説しています。
ミノキシジル外用12%(フィナステリド0.01%含む)の取り扱いがあり、で治療ができます。フィナステリドなど、抜け毛を抑制する働きのある内服薬と併用することも可能です。
【AGA治療】ミノキシジルの真実を皮膚科医が解説 | 美容コラム
日本の厚労省は薬の承認にとても厳しい機関です。スタンダードコースのフィナステリドは、801人の治験を5年間行い、医師が写真を見て99.4%が生えたと認証した薬です。ライトコースで使用する薬剤はそのような治験データはありませんが、TFDAの承認を得ていることが品質が担保されている証拠です。
効果としてはどちらも同等です。ライトコースの薬は亜鉛を配合している為、さらに薄毛の原因物質を抑制する効果が期待できます。
お客様の価値観に合わせて薬を選択していただけるように2つのコースをご用意しております。
ミノキシジルとは?内服薬と外服薬の違い、効果と副作用について ..
初期脱毛とはミノキシジルやフィナステリドの内服開始後に一時的に脱毛の増加が起こる状態のことです。
こちらは新しい毛が生えるために古い髪の毛が抜けていく症状で、通常1〜2ヶ月で落ち着きます。
抜け毛の量としては枕につく髪が増えた、排水溝に溜まる髪が増えた、という程度で見た目の印象が変わるほど抜けてしまう方はほとんどいらっしゃいません。
抜け毛の増加は3〜6週間ほどで落ち着いてきて、その後少しずつ産毛が生え、早い方だと4ヶ月、一般的には6ヶ月ほどで発毛を実感されます。
治療開始直後はご不安に感じるかと思いますが、効果を実感できるまで内服を継続していただくことが大切です。
内服薬がご不安ということであれば、ミノキシジル外用薬もご案内できますので、ご希望があればご相談ください。