コブラ 黒竜王の伝説 / PCエンジン / HCD 8004


私は山田康雄さんも野沢那智さんも大好きな役者さんでしたから、どちらの演じたコブラも「アリ!」だと言えます。それだけに、この両名がお亡くなりになってしまったのが、本当に悲しい。そう思います。


山田康雄さんも、ルパンの軽いひょうきんな(表現が古い)役から、イーストウッドのド渋いハードボイルドな役まで完璧にこなせる役者さんですから、ひょうきんな面とハードボイルドな面両方を持つコブラ役には適任だと思いますし、案の定本作での山田康雄コブラは原作のイメージをまったく損なわないものでした。

「野沢那智さんじゃないコブラなんか認めない!」なんて事を言いたいわけじゃなくて、実はコブラがTVアニメ放送されるにあたって最初にコブラ役の候補に挙がったのは山田康雄さんだったんですよね。でも結果的に野沢那智さんにコブラ役が決まった(スケジュールの関係でと聞いたこともありますが)という経緯があるんで、もし山田康雄さんがそのままコブラ役に決まっていたら?という「もしも」がこの作品で実現されたわけです。

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PCエンジン版『コブラ』!
リアルタイムでプレイした時は、CD-ROMの大容量を活かしまくった演出に「未来のゲーム来た!」と興奮した記憶があります。
それから、このゲームの中でライターが物凄く印象的だったので。煙草も吸えないのに、父親が持っていたZIPPOのオイルライターをカッチンカッチンしていた事も、ソンゴスキーさんの記事を読んだことで思い出しましたw

本作はいろいろと親切に作られて入るんですが、最後の最後で質問に対して同じ名称のコマンドの中から、一つの正解を「ノーヒント」で連続3回選ぶっていうのだけはどうなんだろうと思いましたねw
正解できないと最初の質問にまたループしてしまうし、選択するコマンドは5~6個あるので簡単には当たりを選べない。一応あたりを引いたときの反応が違うので、当たったコマンドをメモしておけばいつかは抜け出せると思うんですけどね…。

本作にてプレイヤーは作品の主人公である「コブラ」となり、観光宇宙船「クイーン・ラブ号」に乗り込み、その船内に展示されている”あるお宝”を盗み出すために行動を開始します。なんかコブラにしては小さな話だと思う方もいるでしょうが、そのとおりでそれはきっかけに過ぎず、そこからいかにも「コブラ」らしい冒険活劇が展開するのです。

>コーセーさん
この作品あたりから、絵がいっぱい、声もいっぱい、ゲーム性よりもお話を楽しむ、いわゆるデジタルノベルっぽいものが増えてきましたよね。
そして男なら、まあ一度はコブラに憧れるものですw


[BGM] [PCECD] [CD-DA] [psg] コブラ 黒竜王の伝説 ..

「コブラ 黒竜王の伝説」は、1989年に「THE 功夫」や「邪聖剣ネクロマンサー」でお馴染みの「ハドソン」から発売されたPCエンジンCD-ROM2(ロムロム)専用コマンド選択式アドベンチャーゲームで、当時まだ主流ではなかったCD-ROMを使用したゲームであり、「No・Ri・Ko」「ファイティング・ストリート」に続くPCエンジンCD-ROM2の第3弾ソフトとして発売されていました。