◇ダイハツ トールカスタム・トヨタ ルーミー・スバル ジャスティ


TOP10は、トヨタが7台、ホンダが2台、日産が1台となっている。6位に入っているのがトヨタ・ルーミーなのだ。ルーミーは、ヤリスと同じコンパクトカーだが、ちょっと背が高いトールワゴン型のコンパクト。LivingとDrivingを掛けた「1LD-CAR」がコンセプトだ。


ルーミー&タンクの開発・生産はダイハツが主体です。つまり、ダイハツ・トールが先にあって、それをトヨタがルーミー/タンクとしても販売しますよ、ということ。ますますルーミーとタンクに分けたのが意味不明ですね!

「堂々迫力。異なる個性のツーフェイス。」だなんて堂々としていますね。ルーミー/タンクとはエンブレム以外そのままってことなのでしょう。ルーミーとタンクはデザインが異なりますが、ルーミーとトール右、タンクとトール左は同じです。左右の顔で選べるグレードが異なります(後述)。

内装のデザインは、後から登場したルーミー/タンク/トール/ジャスティが凝っている。

ルーミーはともかく、タンクって名前はどうかと思います。タンクは名詞なら戦車の意味がありますし、動詞だと駄目になる、大失敗する、暴落するなんて意味になります。試合にわざと負けるなんて意味もあるので売れなくたって名前のせい。そもそもダイハツ・タント(軽自動車)と発音も車体形状もだいぶカブってます。

トヨタのクルマとして、「ルーミー(ROOMY)」「タンク(TANK)」があり、ダイハツ版が「トール(THOR)」、スバル版が「ジャスティ(JUSTY)」となっている。デビューは2016年。2020年9月にルーミーがマイナーチェンジをしたタイミングでタンクは廃止、ルーミーと統合されている。だから、ルーミー/トール/ジャスティが現在の兄弟というわけだ。

このルーミー兄弟、とてもよく売れている。

トヨタの新型トールワゴン「ルーミー」と「タンク」、それにダイハツからは「トール」、スバルからはOEMで「ジャスティ」が発表されました。発表されたのは実質1車種です。相変わらずグレード構成と価格が難解なので、超絶分かりやすくまとめました。

自販連のデータを元に作成したグラフである。スバル・ジャスティは販売台数でTOP50に入ってこないので、このグラフでは割愛してある。販売台数は、ルーミー>タンク>トール>ジャスティという並び。2020年9月にはタンクが廃止になってルーミーに統合されたので、ルーミーの販売台数は伸びている。

グラフの濃い緑色のバーはルーミー、タンク、トールの合計だ。2021年3月は1万8671台を売り上げている。


ルーミー/タンク/トール/ジャスティのグレード&価格を超絶分かりやすくまとめ

※今回は分かりやすくカスタムのつかないモデル名のルーミーとトールとタンクとジャスティを比較しました

ルーミー/タンク/トールを軽と比較。価格・維持費・性能はどれくらい差があるの?

似たような姉妹車種だと、ノア/ヴォクシーが似たような関係です。ノアに当たるのがルーミー、ヴォクシーに当たるのがタンクです。ルーミーとタンクで違うのはなんと顔だけ!

ルーミー/タンク/トール/ジャスティと車名が4つもある理由はこちら↓

スバル・ジャスティもダイハツ・トールと同様に1車名2つの顔です。こうして見るとルーミー/タンクだけ別車名なのが異様ですね。ただし、ジャスティもトール同様に顔によって選べるグレードが異なります(後述)。

ルーミー/タンク/トール/ジャスティの違いは?何で4つも名前があるの?

スタート価格はルーミー/タンク/トールが同じですが、ジャスティだけ一部のグレードで少し高いです。自社製品として販売されるトヨタ・ルーミー/タンク、スズキ・ソリオと対抗する必要があるダイハツ・トールに比べるとやや影が薄い存在になるでしょうね。

ルーミー/タンク/トールを軽と比較。価格・維持費・性能はどれくらい差があるの?

ルーミーとタンクの違いはトヨタのどの販売店が扱うかです。ルーミーはトヨタ店とトヨタカローラ店、タンクはトヨペット店とネッツ店で販売されるそうですが、そんな販売チャンネルの事情なんて一般人にとっては知ったこっちゃありません。同じ車をちょっとだけ内外装を変えて販売店によって売り分けるという、分かりにくい販売手法ですね。

〇トール・ルーミー・タンクはタイトル通り同じ車です。 生産元はなんとダイハツ工業が開発・生産しております。

そこで今回は、タンクとルーミーの特徴や違いを詳しく解説していきます。タンクとルーミーが気になる人は、ぜひ参考にしてください。

【画像ギャラリー】ルーミー/タンク/トール/ジャスティの違いを写真でチェック!

エクステリアデザインに大きな違いはありません。細かな点では、エンブレムが異なるのが特徴です。ルーミーは、トヨタが販売するためトヨタのエンブレムを装着し、ダイハツが販売するトールにはダイハツのエンブレムが装着されています。

居住性比較/ルーミー・タンク・トール・ジャスティ vs ソリオ

・ルーミーとトールに大きな違いはなく、どちらもミニバンのような使い勝手の良さが魅力!

トール/ルーミー/タンク/ジャスティ外観・内装・試乗インプレッション

グラフを見てほしい。
TOPの座はヤリスからライズ兄弟に移る。
ライズ兄弟:15万7191台
ヤリス兄弟:15万1766台
ルーミー兄弟:14万2532台
でルーミー/トールは3位に浮上するのだ。販売台数をカウントしていないジャスティが1万台売れていれば2位かもしれない。

こうしてみると1~6位までトヨタが独占していることがわかる。地味でも兄弟の力は偉大なのだ。そして、地味でも売れるには理由があるのだ。

ルーミー/タンク/トール/ジャスティ専用 LEDルームランプセット

開発と製造をダイハツが受け持つこともあり、同社が手掛けるブーン&パッソのプラットフォームとエンジンを使って、全長と全幅は同車に近く、天井だけが極端に高いトールを開発し、さらにOEM車としてルーミー&タンク/ジャスティを開発した。その結果、内外装から居住空間まで、ルーミー4姉妹車はスズキソリオも意識しながら開発することになった。

トール/ルーミー/タンク/ジャスティに装着できる「タワーバー」

タンクとルーミーは、どちらもトヨタが販売するコンパクトトールワゴンで、ダイハツ トールのOEM車です。どちらも、広々とした空間「Living」と余裕の走り「Driving」を掛け合わせた「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」がコンセプトとなっています。

[PDF] ダイハツ トール トヨタ ルーミー・タンク スバル ジャスティ

別会社での販売となるジャスティ、トールの名前が違うのは当然ですが、顔以外まったく同じ車にルーミー/タンクという別車名が与えられているのは あくどく 感じます。形を色々変えた車を全部「カローラ」って呼んだり、顔しか違わないのに「ルーミー」「タンク」と呼び分けたり、消費者の誘導がこざかしいです。

タンク、トール、ルーミー、ジャスティにナビをつけるなら・・・ ..

2016年11月9日に発売されたトヨタルーミー&タンク/ダイハツトール/スバルジャスティの4姉妹車は、スズキハスラーが発売されて軽自動車の販売比率が新車販売総数の40%を超える事態になった2014年に企画されている。

店長!トールとルーミー、ジャスティとの違いは何かあるんでしょうか? パンダ店長

であり、これら4車種の基本スペックはほぼ同じです。タンクとルーミーは2020年9月にマイナーチェンジが行われた際に、2車のモデルを統合し「ルーミー」に1本化されました。