校正記号はどうやって使う?覚えておきたい校正記号10種類を紹介


今回は最後に、校正時に間違いや見落としを防ぐための修正指示の大原則を2つご紹介します。


また、文字は削除したいけれど、スペースをそのまま生かしたい場合はこちら。「トルママ」と明記します。
トル(トルツメ)かトルママかはデザイナーに任せたい場合は、校正記号の近くにその旨も記載しておきましょう。

「トル」とは文字・記号・画像などを削除し、その部分を詰めることを意味する校正記号です。一部だけ文字や画像を削除したいときに使いましょう。

2. 校正記号の“トル”の意味で使われるもの | Dr.シローの覚え書き

「校正記号の時間」では、社内報の校正時に役立つ、校正記号の種類と使い方をご紹介しています。
今回は校正記号の中で使用頻度が最も多い記号「トル」をご紹介します!

今回紹介させて頂いた10の校正記号を使いこなせるようになれば、社内報づくりの校正の約8~9割が対応できるようになるでしょう。
校正作業は間違ってはいけない!見落としてはいけない!と集中力が必要とされる工程です。
出来る限り最小限で校正を終わらせるためにも基本的な校正記号を覚えて、失敗や間違いのリスクを減らしましょう!

校正を重ねているうちに、文字の送りを調整したり、デザイン的な調整で、段落中の字間が広がったり、狭まったりすることはよくあります。

この校正記号は前の段落の行末と、次の行頭を線で繋げます。
この時に直線で繋げようとすると、文字にかかってしまうため、行間の空白スペースの間を通して、曲線で書きましょう。


具体的な校正記号の手記号と併用記号をご紹介します。 よく使う校正 ..

文字送りを変える改行はかっこ「」のような記号を使います。
その行に残したい文字の右下に『 「』を記入します。

校正記号ってどうやって使えばいいの? よく使う記号を一覧で紹介!

タクトシステムの校正チームです。紙媒体からデジタルメディアまで、校正・校閲を幅広く対応する校正のスペシャリスト集団。その実力は、情報量が豊富で制作工程が大変複雑な大型カタログの校正を通じて培われてきました。経験豊富な校正のプロフェッショナルたちが、販促担当者様に向けて制作のノウハウを提供いたします。

直観的に意味を把握しやすい記号とはいえ、「きっとわかってくれるだろう」は禁物。校正記号に補足を書き加えることで、よりわかりやすくなります。

行頭を上下・前後の行と揃えたい、ここは段落が変わるから一文字分下げたいなど「指定の位置まで文字を移す」ときに便利な記号です。

該当する文字に斜線を引いて、引き出し線の先に「トルアキ」「トルママ」と記載します。 校正の記号について

消したい修正内容の赤字に線を引き、近くに「イキ」と明確に書きましょう。
このイキは「もとの状態を活かす」という意味ですね!

校正記号(proofreaders mark, correction mark) 【印刷用語集】

フリクションボールペンの登場で使う機会は多少減りましたが、まだまだ使う機会の多い「書いてしまった修正指示を取り消したい」ときに使う記号は「イキ」です。

【校正の基礎】校正記号の一覧を分かりやすく解説 | wordrabbit

校正記号の使い方と、漏れや直し違いが減る修正指示の入れ方についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか? みなさまの日々の業務でお役に立ちましたら幸いです。
私たちタクトシステムではこうしたノウハウを活用し、原稿と校正刷りの突き合わせはもちろん、内容の事実確認や整合性チェックまでお引き受けいたします。なかなか修正が減らない、校正・校閲まで手が回らないというお困りごとがございましたら、ぜひ私たちまでご用命ください!

校正記号には「トル」や「字下げ」など数十を越える種類があります。以下に代表的なものをまとめてご紹介します。 誤字などの訂正

校正を進めるうちに修正指示がごちゃついてきた、見返して書き直しているうちに見づらくなってきた、という現象も起こりがちです。ごちゃごちゃして見づらい指示原稿は修正ミスが起こりやすくなります。打消し線を使って書き直すのではなく、修正液などで消してから書き直した方がいいでしょう。
消せるボールペンを使うのも一つの手です。ただし、消せるボールペンは長期保存に向かないので、指示原稿をしばらく残しておくなら、スキャンして画像化するなどの対策が必要になります。
また、指示原稿の非改ざん性を証明する必要がある場合は、消せるボールペンは避けるのが無難です。

校正記号を使うことで修正指示が分かりやすくなり、間違いや見落としといった修正時のミスを減らすことができます。 ○トル(トルツメ)

文字の漏れや抜けがあった、追加したいときに使える「文章中に文字を挿入する」校正記号です。

各種の校正記号, JIS Z 8208 印刷校正記号が決められています。下の抜粋参照

また、文字は削除したいけれど、スペースをそのまま生かしたい場合はこちら。
「トルママ(トルアキ)」と明記します。
トルツメかトルママかはデザイナーに任せたい場合は、校正記号の近くにその旨も記載しておきましょう。

ですから、 ダンクでは校正記号を覚えることよりも、【校正指示の3要素】 ..

2つ目は「文字・記号・画像などを削除し、その部分を詰める」ことを意味する「トル(トルツメ)」です。
一部だけ文字や画像を削除したいときに使いましょう。
削除したい最初の文字と最後の文字を斜線で指定し、ヨコ線でつなげます。
そして空いているスペースへ引き出し線を引っぱり、トルと分かりやすく明記しましょう。

日常的に原稿を書いているなら、校正用語や校正記号を覚えておくことをおすすめします。

見やすく書くために独特の書き方をするので、修正するには記号の意味をよく把握する必要があります。

「トルツメ」とは、削除してその分詰めることを意味する校正記号です。

記号は原則として規定のJIS記号を使います。カタカナを使用するのは校正の指示と修正の文字とを区別するためです。

トルツメとは、校正記号の一つで、不要な文字や記号を削除し、その後を詰めるという指示です。 ; 例文

校正で文字や記号の削除の指示をする場合は以下の様に記述します。

@Invesdoctor (空白あるいは文字を)取って詰める→トルツメという認識でいいですか? ..

指示が自分にしか解読できない、小さくて見落としやすい場所に書いてあるのでは意味がありません。
校正の際にはこの2点を心がけて赤入れしてみてください。