米CPI後に円急伸 ドル円157円台へ急落 介入観測も神田財務官 ..


NZ中銀(RBNZ)が50bp(0.50%ポイント)の大幅利下げに踏み切ったことでNZドルが下落。利下げに慎重な豪中銀(RBA)とのスタンスの違いが意識されて豪ドル/NZドルが急騰すると豪ドル/円も上昇した。ただ、NZドル/円急落の影響もあって伸び悩んだ。


金スポット価格はCPIの発表後に一時2.3%上昇。CPI統計ではコア指数もわずか0.1%の伸びにとどまり、9月利下げ説の論拠をさらに強めた。

以上から分かるのは、「CPI相場」の方向を決めるのは、事前予想コンセンサスより結果が強いか弱いかということが基本だったということ。これは、CPI発表以上に長く相場を大きく動かすイベントとして知られてきた米雇用統計発表が、NFP(非農業部門雇用者数)が予想より強かったら米ドル買い、弱かったら米ドル売りといった初期反応になることとよく似ていると言えそうだ

午後3時のドルは小幅高147円付近、買い戻し優勢 米CPIを見極め

今年の金相場は多くの予想に反して急伸。高金利や、利下げ期待を押し戻す根強いインフレにもかかわらず過去最高値を更新した。中央銀行による積極購入や、地政学的リスクを背景とした逃避の買い、中国消費者からの需要が価格を支えてきた。

そんなよく動いてきた「CPI相場」だったが、動く方向はCPIの前年同期比上昇率が予想より強いか弱いかが基本的な目安になってきた。なお2022年7月から2023年7月までに発表された13回のCPIのうち、予想より強い結果だったのは7回、一方予想より弱い結果だったのは4回、予想通りの結果だったのは2回だった。このうち、予想より強い結果だった7回のうち、6回はその日の米ドル/円は上昇し、逆に予想より弱い結果だったか4回は全て米ドル/円は下落した。

ニューヨーク金相場は大幅続伸。1オンス当たり2400ドルを上回り、5月に記録した過去最高値に近づいた。6月の米CPI総合指数が予想外に前月比で低下し、物価圧力の低下がFRBに近く利下げ開始を促すとの見方が広がった。

中国の財務相が12日午前10時(日本時間11時)から財政政策の強化について記者会見を行うと伝わると、財政出動への期待から香港株が一時上昇に転じたほか上海株が下げ幅を縮小。リスクオンの流れに傾き円売りが優勢となった。ただ、その後は香港株が再び下げるなど、中国株の値動きが不安定となる中で円売りは一服した。


【CPIってなに?】消費者物価指数とは?なぜ米ドル/円に影響するの?【エミン・ユルマズのゆるっと経済用語】 · Comments7.

CPI発表を受けた米ドル/円の反応、いわゆる「CPI相場」の第1の特徴は、もちろん大きく動くということだった。特に、2022年7月から2023年1月にかけて、CPI発表当日の米ドル/円最大値幅は基本的に3円以上の大幅となった(図表参照)。

ドル円 米CPIの発表注視、前後の市場は荒れ模様か(10/10夕)

東京市場で揉み合い。149円前半を中心とした50ポイント強のレンジ取引で、方向性はやや乏しかった。

ドル/円は149.30円レベルで寄り付いたものの、基本的にはレンジ取引。ゴトー日の仲値要因などが取り沙汰されるなか、一時的に前日高値を超え149円半ばまで値を上げたものの続かず、結局元のレベルへと押し戻されている。16時現在では小安い149.10円前後で推移し、欧米市場を迎えていた。

ドル円 米CPIの発表注視、前後の市場は荒れ模様か(10/10夕) ..

以上、「CPI相場」の特徴について見てきた。そんなCPI発表で少し気になるのは、今回の事前予想コンセンサスが、1年以上ぶりに前回の実績より強い数字となっている、つまり予想段階では久しぶりにこれまで続いてきたインフレ改善傾向が足踏みするとの見方になっている点だ。

大きく、人々のインフレ実感や消費マインドに大きな影響を与える点で重要であるが、円安の影響と

米ドル/円は7月11日、米6月CPI(消費者物価指数)発表後に、161円台後半から一時は157円台まで、最大で4円以上の急落となった(図表1参照)。突然の米ドル/円急落だったことから、日本の通貨当局による米ドル売り介入との見方も一部に浮上したようだ。ただ、2022年以降、日本の通貨当局の米ドル売り介入が行われた日には、最大で5円程度の米ドル急落となっていた。今回はそれに近い米ドル急落ではあるものの、介入のあった日の米ドル下落幅よりは僅かに小さかった印象だ。

9月10日(火曜)のドル/円相場は、前日比0.66円の「円高」だった。 ..

本日のドル円、149円半ばまで値を上げるも基本レンジ取引
〇149円台では上値重いが、150円を超えると150.75-80が次のターゲットに
〇本日は米CPI、新規失業保険申請件数、要人発言に注目
〇ドル高・円安方向、本日東京高値に当たる149円半ばの攻防にまず注目
〇ドル安・円高方向、本149円が最初のサポートか
〇ドル円予想レンジ:148.30-149.80

アメリカでは、インフレ鈍化の期待が高まる一方で、ハリケーン「へリーン」「ミルトン」の影響を無視できないとの指摘もあり、CPI ..

久しぶりに、インフレ率の上昇(悪化)予想となっている米CPI。予想通りとなった場合はもちろん、予想以上にインフレ率上昇となった場合は、次回以降のFOMC(米連邦公開市場委員会)利上げ見通しにも大きく影響する可能性があるだけに、要注意と言えるのではないか。

インフレの残党が抵抗(米9月CPI) 円安の火種に | 藤代 宏一

東京市場で揉み合い。149円前半を中心とした50ポイント強のレンジ取引で、方向性はやや乏しかった。

こうした企業行動を考慮したモデルを用いて、ドル円レートの変化がコア CPI 上

原油相場は今年に入り約18%上昇。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」の減産に支えられたものの、値動きは比較的小さく、ボラティリティーの低下が今月鮮明になっている。OPECプラスでは一部加盟国が合意した枠を上回って原油を生産している一方、6月のロシア産油量は顕著に減少した。

米CPIが強い内容なら、ドル円は152円台乗せに、為替介入は効果を高める方法で実施されよう ..

一方、材料的に注視されていたものは「米金融政策」と「米ハリケーン」について。
前者は、前日ジェファーソンFRB副議長による「インフレ率は目標の2%に非常に近い」との発言を含め、やや弱気コメントが多くみられるなか、明らかになった注目の9月開催分の米FOMC議事録要旨は予想よりも若干「強気」な内容。9月会合で「0.5%の利下げ」が実施されているが、全会一致ではなく「一部の参加者は0.25%の利下げを支持」していたうえ、「9月の決定が将来における利下げペースを確約するものではない」という幅広い合意があったことも示されていた。一方、それとは別に幾つか米当局者発言も伝えられており、それぞれジェファーソンFRB副議長は「基本的なインフレ基調は2%に向かっている」、サンフランシスコ連銀総裁「年内に1-2回の利下げが実施される可能性高い」、ダラス連銀総裁「より緩やかな利下げが適切」--などといった内容だった。

ドル円 動きが止まれば円安、今週は米国CPI次第(週報5月第2週)

永く第一線でディーラーとして活躍したYEN蔵氏。専門知識を活かした相場解説や今後の見通しを知るうえで有効です。

[PDF] 原油価格と為替レートが製造業の生産者価格に及ぼす影響

ニューヨーク原油相場は続伸。前日の米エネルギー情報局(EIA)統計では石油製品の旺盛な消費が示されたが、この日は国際エネルギー機関(IEA)が需要の伸びが減速しているとの見方を示した。

早期利下げ観測が復活し、ドル/円のトレンドが転換、2022年の「CPI.

この日発表のCPIは、年初に加速したインフレが再び落ち着く方向になったことを示唆。一方で全般的な経済活動は減速傾向にあるもようだ。パウエルFRB議長は前日の下院証言で、2%のインフレ率を待たずに利下げは可能だと述べた。

(CPI)だ。結果次第では、再びドル円相場の変動が激しくなる公算が大きい。対ドルでの円相場は10日、1ドル ..

同氏は「今年の大半において相場の上昇を主導する分野は狭かった(マグニフィセント・セブン、AI、大型株)が、中長期的に健全な拡大サイクルを確認するためには、そこからの裾野の広がりが数週間から数カ月にわたって続くことが望ましい」と付け加えた。