ドル円 NY休場もあり、基本的にはレンジ予想(11/11夕)


9月3日の大陰線は一旦抵抗を示したが、その後の高値更新をもって上値志向が示唆された。さらに、9月27日の陰線は前の罫線に対しては「アウトサイド」、後ろの罫線に対しては「インサイド」のサインを点灯したので、同日の高値更新は強気のサインと解釈される。先週のモメンタムが限定されていた分、今週は上放れの機運が高まる。


本日はベテランズ・デーでNYが休場となることもあり、目立った経済指標の発表や要人の講演などはとくに予定されていない。新規材料に乏しいことで、そうした意味ではやや動きにくそうな雰囲気も。

そんな本日欧米時間のドル/円予想レンジは152.80-153.90円。ドル高・円安方向は、本日高値の153.65-70円をめぐる攻防にまずは注目。上抜けると154円乗せを否定できないが、それでも上値は重そうだ。
対するドル安・円高方向は、ビッドがならび始めた152.60-70円がサポートになりつつあるようだ。その手前153円レベルも弱いサポートか。

【為替】米ドル/円はそろそろ戻りの限界を探る、豪ドル/円は高値圏でレンジを再形成

今日のレンジ予測 · 前日の市況 · 週末から来週前半のドル/円 サポートとレジスタンス · 2024年主要指標 終値.

テクニカルに見た場合、断定するには早いものの、ドル/円は7日の154.71円が目先高値、8日の152.14円で目先安値を示現した感がある。つまり、短期的な天底を付けたとみられることで、大きくとれば152.14-154.71円というレンジ取引がしばらく続く展開か。基本的には153円挟みの一進一退を目先は予想している。ただし、本日東京時間は意外に荒っぽい変動で、「薄商い=荒れ模様」の展開にも一応要注意だ。

ドル/円相場は、先週6日と7日に高値154.70円レベルを示現したものの、そののち152.14円まで2円を大きく超える下落。これを持ち、ドルの上値追いは当面なくなったと考えていたのだが、本日東京時間にドルは153.65-70円まで反発に転じていた。前述した下げ幅の61.8%程度まで戻してきた計算で、再びドル上昇機運が高まりつつあるか。しっかり超えれば154円台回復、そして7日高値154.71円が視界内に。
先週までに日米の金融政策が発表されるなか、市場はすでに次に実施される12月会合における金融政策を注視している。そうした意味で、今週も発表される日米の経済指標や発言にも一応要注意だが、本日はNY市場が休場となり、米指標発表などはとくに予定されていない。動きにくそうな雰囲気だ。しかし、日米を中心とした政治情勢や、中東などにおける地政学リスクの高まりなどはしっかりとウォッチしておきたい。

東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、植田日銀総裁の発言を受けて、やや円安ドル高に振れ一時157円50銭台まで上昇した。

豪ドル/円は、7月高値からほぼ一本調子の暴落となり、8月5日の安値まで実に20円近い値幅となった。円売りバブルの崩壊による暴落は行き過ぎであったため、8月安値を起点とした切り返しはその反動であり、それが継続しているとみる。


・日米金融政策面からは円安+ドル高。トランプ政権の通商政策が波乱要因か? ・25年ドル円135-165円レンジを想定→そろそろ年足陰線も。

先週の豪ドル/円は動かなかった。週足では「十字線」に近い陰線を形成、値幅も1.5円足らずであった。先々週(10月7日週)に「インサイド」を形成していたこともひとつのサインとみる。

ドル/円、レンジの円高方向を試すか! ドル買い、そろそろ疲れた?

そもそも先々週も値幅限定だったことに鑑み、豪ドル/円は典型的な保ち合いの状況にあると判断する。9月安値を起点とした切り返し、9月高値を更新し、また高値圏にて保ち合いを維持できる限り、上値志向を維持したまま、また上放れのタイミングを探る可能性が示唆される。

【為替見通し】注目ポイントは「ドル円相場“2円レンジ”の傾向」

後者は、先でも指摘したように、イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘をめぐり、停戦交渉を仲介するカタールが仲介の一時停止を発表し物議を醸す。そうしたなかオースティン米国防長官が、就任したばかりのイスラエルのカッツ国防相と初めて電話会談を実施したと伝えられているが、それと関係があるのかイスラエルメディアは「米国からの圧力で一時的な停戦検討」と報じていたという。一方、サウジアラビア軍のルウィーリ参謀総長は、訪問先のイランの首都テヘランでイラン軍のバゲリ参謀総長と会談。また国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は、13日からイランを訪問し14日に政府高官と会談するようだ。

欧州為替:ドル・円は変わらず、ドル買い一服 | マネーポストWEB

反面、想定されるほどのモメンタムがなく、9月27日の値幅を取った「倍返し」の推測でもそろそろ戻りの限界を探る展開である。ただし、現時点では本格的な頭打ちのサインなしでの性急な戻り売りも避けたい。サイン待ちを。

14時3分現在の為替レート カナダドル/円:109.582 +0.11〔+0.10%〕

11月18日週の米ドル/円は、15日の下落の反動から155.361円までの戻りを試す流れが先行しました。しかし、ロシアのプーチン大統領が核兵器の使用基準を緩和したことが伝わると、米ドル/円はリスク回避の円買いから153.268円まで反落。その後、同話題が一過性に終わるとの思惑から155.884円まで戻したものの、ウクライナ・ロシア双方が相手国へミサイルを発射するなど、逆に紛争のエスカレーションが懸念され、153.91円レベルまで押し戻されました。植田日銀総裁が「12月会合がライブ」であることを示唆したことも、米ドル/円の重しとなったもようです。もっとも、レンジブレイクする感じでもなく、全体的には方向性の見極めづらい展開でした。

14時3分現在の為替レート カナダドル/円:109.582 +0.11〔+0.10%〕 ..

2024年2月に史上最高値を更新した「日経225」今後の動向にチェック!

[外国為替市況・12月25日] ドル円レンジ157.50-156.98 中心相場157.15.

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ドル円は、157円割れを買われつつ25日未明に157.37円まで高値を若干切り上げて確りしている。

ドル円再び150円台、今回どこまで上昇できるか (2024年2月14日)

米ドル/円は、9月27日の大陰線が「弱気リバーサル」であったため、支配力を持ち、ベアトレンドを推進する存在となった。しかし、10月2日の石破首相による「個人的には、追加利上げをするような環境にあると考えていない」という発言によって大陰線が否定されたことで、今度は一転して切り返しの継続が示唆された。そのため先週の150円前半のトライは自然ななりゆきであった。

FXのライブ解説、ドル円再び150円台、今回どこまで上昇できるか (2024年2月14日) · Comments1.

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FX実践解説、ドル円じり高「155円台回復!」(2024年11月18日

一方、材料的に注視されていたものは「米政治情勢」と「中東情勢」について。
前者は、次期米大統領に内定しているトランプ氏の動きがそこここで話題に。たとえば、ロシアのプーチン大統領と7日に電話会談し、ウクライナでの戦争を拡大しないよう忠告したと報じられている。また、ゼレンスキー氏やトルコ大統領、あるいはイラン外相から秋波を送られ、それぞれ自国を訪問するなど直接会っての会談を望む声が複数聞かれていた。一方、それとは別にトランプ次期政権における組閣人事も話題に。トランプ氏自身が新政権でヘイリー元国連大使、ポンペオ元国務長官を起用しないと表明するなか、トランプ前政権下で財務長官を務めたムニューシン氏は、インタビューで新政権への参加を否定している。反面、具体的な役職名は聞かれないが、引き続きテスラのマスク氏重用観測は根強く取り沙汰されていた。

FXのライブ解説、サプライズない限り、ドル円は底堅く推移か (2024年2月13日) · Comments1.

今日のドル円FXのレンジ予想・終値予想ほか、FXトレーダーの皆様の役に立つドル円関連情報をお送りします。

FXのライブ解説、米CPI Live ドル円152円台へ、これがFXの火柱となんちゃって介入か (2024年4月 10日)

昨日のドル/円は157円台前半で小動き。クリスマスで日本と中国を除く多くの主要国が休場だったことで、様子見ムードが強かった。
本日もオセアニアやユーロ圏、英国などは休日となっていることから、取引が本格的に動き出すのはNY市場に入ってからだろう。日米金融当局の金融政策への姿勢を考慮するとドル/円は引き続き底堅い動きとなりそうだ。なおNY市場では米新規失業保険申請件数が発表される。